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DARK-NESS 50

[434] ZAZA 2013-01-07投稿
能力協会総本部の屋上にベラージオの飛空挺が到着する



ムカイ「場所を変えさせて貰う」



シゲル「よかろう」



二人は飛空挺に乗り、移動し始めた



カシス「飛行船?何処に行くんだ?」



外でジャガーと戦闘中のカシスの上空を飛行船が通りすぎて行く



ジャガー「あの野郎…くそジジィを連れ出すのに成功したようだな…」



方膝をつき、喋るのもつらそうな姿のジャガーに対し、多少のダメージは負ってるがまだまだ余裕のカシス


カシス「連れ出す?…やはりあの二人じゃ無理だったか、何処に向かっているのかわからないが追うしかないな」



その場から離れようするカシス



ジャガー「ちょっと待てよ…」



何とか立ち上がり、カシスを引き止める



カシス「もう止めておけ、もう勝負はついている」



ジャガー「勝負はついている?ついてねぇだろ…お互いまだ本気を出しちゃいねぇ…」



右手を前に出し、自分の体を引っ掻き、自分の心臓を突き刺す



ジャガー「見せてやるよ。アイツに負けてから生み出した俺の第3の強化進化を!」



思わず耳を塞ぐほどのジャガーの雄叫びがN・香港の街に響き渡る



ジャガー「ああああああああ!」



自己治癒力で傷がどんどん回復していき、全身の筋肉が倍に大きくなる。



カシス「凄いオーラだ。人間が持つ本来の能力を最大限に引き出している!」



今度は白銀の鎧ではなく漆黒の鎧に身に纏い、その姿はまるで



カシス「黒いジャガーだな…」



ジャガー「ケルベロス・ヘル…」



本物の獣のように両手両足を地面につけ、すぐにでも襲い掛かりそうな感じだ



ジャガー「行くぞぉぉぉ!」



カシス「神硬!」



カシスはその場でガードの構えをし、ジャガーの爪撃を受ける



カシス「無駄だ…神の硬さを持つ神硬はあらゆる攻撃を無効化する」



カシスの言う通り、ジャガーの爪撃はカシスの肌に傷一つ付いていない



ジャガー「たが、受け止めて無効化出来るのは一発だけだろ?」



カシスが受け止めていたはずのジャガーの姿が霧のようになり消えた



カシス「消えた!」



ジャガーはカシスの後ろに回っていて、カシスを上に蹴り上げる



カシス「ぐぅ…神空!」



空中で追撃を受けない為、膝を少し曲げて蹴ると逆の方向へ高速に飛んだ



ジャガー「てめぇはもう神じゃねぇ!今はオレの方が上だ!」



カシスの動きを読み、既にカシスの上にいた



カシス「神硬!」



ジャガー「デスキャリバー・ヘル!」



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