DARK-NESS 73
右腕と背中にクナイが刺さり、見えない淡麗に好き放題攻撃されるユウ
ユウ(一撃で仕留めず、徐々に相手を弱らすやり方か…こいつプロだな)
さらに左腕にクナイが刺さる
淡麗「流石の能力協会の人でもこの絶対領域の前では手も足も出ないでしょう」
また耳元で囁かれ、振り払うが当たらない
ユウ(絶対領域…)
チラッとタケの方向を見る
ユウ(あの感じだとタケも淡麗が見えていないか…俺が思うに淡麗の能力はある一定の範囲内だけ姿を消す能力…だとすると奴の範囲はこの会場全体か…試す価値はあるな)
ユウは腰を落とし、思いっきり真上にジャンプした
実況アナ「跳んだぁー!」
淡麗「まさか俺の能力の範囲が分かったのか!いや…でもあの高さは例え能力者でも越えられないはずだ!」
最頂点に達したユウが両膝を曲げて更に高く飛ぶ
ユウ「神空!」
実況アナ「更に高く跳んだぁー!」
会場全体を見下ろす事ができるまで高く飛び、真下を見ると淡麗の姿がはっきりと見えた
ユウ「そこか!」
頭を下に向け、思いっきり足を蹴って勢いよく淡麗に向かって急降下する
ユウ「神空!」
だが少し落ちると淡麗の姿が見えなくなる
淡麗「バカめ!上で俺が見えても下に来れば同じ…だ…え?」
まだ大分上にいたユウが気が付けば目の前にいた
ユウ「神撃・インパクトォォォ!」
見事にクリーンヒットし、淡麗はこの一撃で気絶し、試合が終わる
実況アナ「3タテ!圧倒的な強さで決勝に進んだ能力協会チーム!さぁいよいよ2日後、チーム恐神と決勝戦です!」
その日の夜、傷の手当てを終えたユウはタケとシゲを部屋に呼んだ
タケ「ういっす。どうだ傷の方は?」
ユウ「大丈夫だ。たいした事はない」
シゲ「いよいよ決勝だね…」
最後に部屋に入ってきたシゲが無表情に呟く
タケ「なーに心配すんな。今の俺達なら何とかなるって…だろ?」
シゲの頭をポンポンと叩き、ユウの方を見る
ユウ「あぁ…もう昔の弱い俺達じゃない!今なら…今なら止められるかもしれない」
拳を目の前で握りしめる
タケ「かもしれないじゃないだろ。絶対止めるんだ!」
ユウ「あぁ!」
そしていよいよチーム恐神と能力協会チームの決勝戦が始まる
ユウ(一撃で仕留めず、徐々に相手を弱らすやり方か…こいつプロだな)
さらに左腕にクナイが刺さる
淡麗「流石の能力協会の人でもこの絶対領域の前では手も足も出ないでしょう」
また耳元で囁かれ、振り払うが当たらない
ユウ(絶対領域…)
チラッとタケの方向を見る
ユウ(あの感じだとタケも淡麗が見えていないか…俺が思うに淡麗の能力はある一定の範囲内だけ姿を消す能力…だとすると奴の範囲はこの会場全体か…試す価値はあるな)
ユウは腰を落とし、思いっきり真上にジャンプした
実況アナ「跳んだぁー!」
淡麗「まさか俺の能力の範囲が分かったのか!いや…でもあの高さは例え能力者でも越えられないはずだ!」
最頂点に達したユウが両膝を曲げて更に高く飛ぶ
ユウ「神空!」
実況アナ「更に高く跳んだぁー!」
会場全体を見下ろす事ができるまで高く飛び、真下を見ると淡麗の姿がはっきりと見えた
ユウ「そこか!」
頭を下に向け、思いっきり足を蹴って勢いよく淡麗に向かって急降下する
ユウ「神空!」
だが少し落ちると淡麗の姿が見えなくなる
淡麗「バカめ!上で俺が見えても下に来れば同じ…だ…え?」
まだ大分上にいたユウが気が付けば目の前にいた
ユウ「神撃・インパクトォォォ!」
見事にクリーンヒットし、淡麗はこの一撃で気絶し、試合が終わる
実況アナ「3タテ!圧倒的な強さで決勝に進んだ能力協会チーム!さぁいよいよ2日後、チーム恐神と決勝戦です!」
その日の夜、傷の手当てを終えたユウはタケとシゲを部屋に呼んだ
タケ「ういっす。どうだ傷の方は?」
ユウ「大丈夫だ。たいした事はない」
シゲ「いよいよ決勝だね…」
最後に部屋に入ってきたシゲが無表情に呟く
タケ「なーに心配すんな。今の俺達なら何とかなるって…だろ?」
シゲの頭をポンポンと叩き、ユウの方を見る
ユウ「あぁ…もう昔の弱い俺達じゃない!今なら…今なら止められるかもしれない」
拳を目の前で握りしめる
タケ「かもしれないじゃないだろ。絶対止めるんだ!」
ユウ「あぁ!」
そしていよいよチーム恐神と能力協会チームの決勝戦が始まる
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