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DARK-NESS 81

[484] ZAZA 2013-12-16投稿
闘技演武終了から数日後、とある暗闇の部屋にARCのトップ、キール・ロワイヤルがいた



???「見事な宣誓布告だったな…」



キール・ロワイヤルの目の前に暗闇からスゥーっと現れた人物にキール・ロワイヤルが一気に緊張する



キール「は…はい…」



小刻みに手が震えてる



???「それだけじゃない…シゲル・リーンの敗北にSPの裏切り、AIチップも奪われてしまった…次はお前か…」



キール「わ、私は大丈夫です!ま、まだARCには実力のあるチームがありますし、既に裏切ったSPにも刺客を送りましたし、問題ないかと…」



恐怖感で汗が床にポタポタと落ちる



???「まぁいい…お前が死のうがARCが潰されようが私には関係ないが、AIチップだけは別だ。私に殺される前に必ず取り戻せ」



キール「はい!」



部屋から立ち去ろうとするキールにゆらりと闇がキールを包み、耳元で囁かれる


???「最後に一つ…復讐者のガキは私の存在に気付いている。奴の狙いは私だ。だからお前はAIチップに集中しろ…ガキは私がやる」



そして闘技演武終了から1ヶ月後、モルテへブンにあるカジノホテルベラージオに元SPの面々とムカイ、ジャガー、ハーデスがいた



イザラ「野郎ばかり…実に鬱陶しい!」



一人苛立ち全快なイザラに対し、外を眺めるジャガー、本を読んでいるハーデス、目を瞑り静かに座るムカイ、元SPリーダーのロワールは差し出された紅茶を飲み、それを後ろで見守る部下たち



しばらくして最初に話を切り出したのはロワールだった



ロワール「この度々闘技演武優勝おめでとうございます。そして我々を誘い入れていただきありが…」



「バン!」



机をイザラが強く叩き、のんきな話を中断させた



イザラ「くだらん話はいい!まずはお前達の事を話せ!」



ロワール「…そうですね。まずは自己紹介から左からキムさんにリーシェンさん、そしてケンジ君にストロワヤさんです」



紹介された四人が一斉に軽く頭を下げる



ロワール「さて早速ですが、ARCの事について、そしてARCを裏で操っている人物ですが…」



説明の途中でムカイが話し始める



ムカイ「愛国者を創り、戦争を始め、今やこの世界を裏で操る人物…それが創設者、龍・老酒!」



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