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チャット2

[814]  アヒャ  2006-09-21投稿
俺はちょっと怖かったが、「所詮ネットの世界の事だ」
と気にしないようにした。

すると同時にミカが退室した。

「ははっ!!ダッセェ!!逃げやがった!!」
と、俺は少し勝ち気な気分だった。

あんな奴にちょっとでも怖がってたなんて情けねぇ〜な

とか思いつつ、俺も退室をクリックし、パソコンを消し席を立とうとした瞬間、

「テメェ!!!!!!」

と馬鹿デカイ声が耳に入った。

「まさか・・・」

俺はおそるおそる声が聞こえた窓側の方に行き、窓を開け外を見ると、

そこには
色白で、ありえない程ちっちゃくて、目をギョロっとさせた明らかに人間離れした奴が立っていた。

俺はビックリして声も出せずにいた。

「来てやったぞ!!!!」

と偉そうにギョロっとした目でこっちを睨む。
俺は相当な恐怖を覚えたが、相手は身長が140センチあるかないかの子供だ。

俺が一発殴ればぶっ倒れてしまうと言っても過言ではないガリガリに痩せほそった体。

あまりにも体が白く、肩幅が顔の幅とたいして変わらない事には、不気味な感じを少し覚えたが、俺は次第に恐怖感が薄れていった。
それにここは2階だ。
奴は外に居るし、ドアには鍵もかかっている。

恐れる事など何一つない。

「テメェ殺す・・・」
「うっせぇ!!!」

俺は奴の声をかき消すように怒鳴った。

すると、奴はピタッと喋らなくなった。

声大き過ぎたかな・・・?

俺はなんだか奴が可哀想に思えてきて、ごめん、と言おうとした瞬間、

奴の目が真っ赤に充血し、目をさっき以上にギョロっとさせてもの凄い顔で睨んできた。

「うわぁ…!!」

俺はとてつもなく恐くなり、その場から離れようとしたその瞬間、なんと!!
奴が壁を登りこっちに向かって走ってくるではないか!

しかも速いなんてものじゃなく信じられないスピードで!!


「う、うわあああああああああああああああああああああ!!」






ザワザワ
「おい、アイツ死んだってマジ!?」

「嘘!?せっかく仲良いフリして後でじっくりイジめてやろうと思ったのにな」
「つかアイツ小学校の時いじめっ子だったらしいぜ!!」
「へぇー!!」
「で、噂なんだけどアイツ、小学校の頃自分がいじめて自殺した奴に殺されたらしい!」
「幽霊って事!?(笑)」
「よく分からんけど、いじめられてた奴はガリガリに痩せた色白の弱っちい奴だと」

感想

  • 3761: 作者名が違うのはなにかわけがあるのですか? [2011-01-16]
  • 3775: 作者ですが、 意味はないです。 ミスってしまいました。 申し訳ございませんm(_ _)m 以後気を付けます! [2011-01-16]
  • 3782: 面白かった! [2011-01-16]
  • 3783: 作者です。 本当ですか?ハッキリ言ってあんま自信なかったので嬉しいです! ありがとうございますm(_ _)m [2011-01-16]

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