少し、不在
私の心はいつも少し、不在
どんな相手でも笑うし
当たり障りないように
接して生きていける
輪っかからはみ出ないよう
馬鹿のふりもするし
嫌われないように 好かれすぎないように
私の心はいつも少し、不在
どんな人と一緒にいても
本当の私はいない
離れないように 離されないように
そんな私は自己主張もなく
ただ目の前に置かれた
日々を歩いて行けばいい
私の心はいつも少し、不在
興味がないのだ
人に、現実に、貴方に
それでもなんなく毎日を生きてる
私はそうして周りを
馬鹿にして、見下しながら
今日もうまく生きてる
だから私は、私の心は
いつも少し、不在なのだ
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