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少し、不在

[696] 無言の三原色 2014-06-30投稿

私の心はいつも少し、不在

どんな相手でも笑うし
当たり障りないように
接して生きていける

輪っかからはみ出ないよう
馬鹿のふりもするし
嫌われないように 好かれすぎないように

私の心はいつも少し、不在

どんな人と一緒にいても
本当の私はいない
離れないように 離されないように

そんな私は自己主張もなく
ただ目の前に置かれた
日々を歩いて行けばいい

私の心はいつも少し、不在

興味がないのだ
人に、現実に、貴方に
それでもなんなく毎日を生きてる

私はそうして周りを
馬鹿にして、見下しながら
今日もうまく生きてる

だから私は、私の心は

いつも少し、不在なのだ

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