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大好きだった…ただ、大好きだった。

[951] 夢雷 2014-10-09投稿


望「バスケだって〜、だる!」


そう言ったって、バスケがすきなんでしょ?

したくてしょうがないんだろ?

顔に出てる…


望「優もそう思うでしょ!?」

優「えー、あー、そうだね〜」


いまいち、嘘付く必要ないと思うけど…

さ、着替えたから早く行こ。


優「ほんじゃ、お先に。」

華「待って〜、早いよ〜」


一緒に行きたくないんだけど…

華うざいし。
好きじゃない。

体育館に着くとバスケの用意をしていた。


秋「今日、バスケだってよ。」

華「残念だったね、優」

優「ん。そうだな〜」


嘘だけど…

チームに分かれて試合をする。
ボールは早速自分にきた。

ちなみにバスケを習ってる人は三十秒だけしかボールを持ってはいけないとなっている。

まぁ、つまりハンデと言うことだ。


優「いくよー」


ボールを持って周りを確認する。
みんな下がっているようだ…

スリーポイント位置から軽くシュートをうつ。


優「………っ!」


パスッ…

綺麗にゴールに入ったようだ。
あぁ…

やっぱりバスケやりたいなぁ…


雛「おぉ!さすが優!!」

美「綺麗に入ったねぇ…」


………っ

…やっぱりさっき、肩痛めちった…

ちと痛いわ…


それから違うチームとも試合をして、授業が終わった。


優「やり過ぎた…」

秋「あ?」

優「な、なんでも…ない。」


なんで一人言聞いてんの!?

……きも。


秋「男バス今日行くからな。」

優「え?」


今日、月曜じゃん。

なんで来るねん。

ん?
月曜ってことは、新田も来んの!?
い、嫌だ…


優「いやぁぁぁぁぁ…」

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