大好きだった…ただ、大好きだった。
望「バスケだって〜、だる!」
そう言ったって、バスケがすきなんでしょ?
したくてしょうがないんだろ?
顔に出てる…
望「優もそう思うでしょ!?」
優「えー、あー、そうだね〜」
いまいち、嘘付く必要ないと思うけど…
さ、着替えたから早く行こ。
優「ほんじゃ、お先に。」
華「待って〜、早いよ〜」
一緒に行きたくないんだけど…
華うざいし。
好きじゃない。
体育館に着くとバスケの用意をしていた。
秋「今日、バスケだってよ。」
華「残念だったね、優」
優「ん。そうだな〜」
嘘だけど…
チームに分かれて試合をする。
ボールは早速自分にきた。
ちなみにバスケを習ってる人は三十秒だけしかボールを持ってはいけないとなっている。
まぁ、つまりハンデと言うことだ。
優「いくよー」
ボールを持って周りを確認する。
みんな下がっているようだ…
スリーポイント位置から軽くシュートをうつ。
優「………っ!」
パスッ…
綺麗にゴールに入ったようだ。
あぁ…
やっぱりバスケやりたいなぁ…
雛「おぉ!さすが優!!」
美「綺麗に入ったねぇ…」
………っ
…やっぱりさっき、肩痛めちった…
ちと痛いわ…
それから違うチームとも試合をして、授業が終わった。
優「やり過ぎた…」
秋「あ?」
優「な、なんでも…ない。」
なんで一人言聞いてんの!?
……きも。
秋「男バス今日行くからな。」
優「え?」
今日、月曜じゃん。
なんで来るねん。
ん?
月曜ってことは、新田も来んの!?
い、嫌だ…
優「いやぁぁぁぁぁ…」
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