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DARK-NESS 113

[522] ZAZA 2015-05-25投稿
ムカイ「あぁあああぁ!」


止むことのない闇の手の猛攻、そして増え続ける闇の手にムカイはその場から動けないどころか下がりつつある



龍「時間だ…そろそろ終わりにするか」



今までより大きい黒い球体がムカイの頭上に現れる



龍「闇ノ千樹手・大黒柱」


巨大な黒い柱がムカイに向かって落ちる



「ガシッ!ガシッ!ガシッ!ガシッ!ガシッ!」



一瞬頭上に気を取られ、闇の手を掴まれると離すまいと次々とムカイを掴む



ムカイ「しまった!」



「ドォーーン!!!」



龍「…」



黒い柱が消える



ムカイ「ハァ…ハァ…ハァ…」



大ダメージを食らいながらもその場に立っていた



龍「見事だ…さすがは魔王の力よ。だが、もう限界のようだな」



ムカイ「ハァ…ハァ…ハァ…フフ…ソレハドウカナ?」



龍「何だと…」



すると龍・老酒の周りだけに黒い雨がポツポツと降り始めた



龍「これは!」



黒い雨が龍・老酒の体に落ちると軽く焼ける



ムカイ「焔・黒雨…その黒い雨に当たり続けると最終的に黒く焼け死ぬ。その体ではキツイはずだ」



黒い雨が徐々に強くなりだした



龍「空間能力か…厄介だな」



変色した腕に黒い雨が落ちる



ムカイ「お前の体を見てわかった。お前がなぜ100年以上も生きているのか」



龍「闇ノ千樹手…」



闇の手で自分を黒い雨を防ぐが黒い雨が闇の手に当たると簡単に砕ける



ムカイ「お前は命を入れ替えて生きてきた…だがなぜそんな事が出来るのか」



龍「ハッ!」



無数の闇の手がムカイに襲いかかる



ムカイ「まず何でも入れ替える事が出来る能力者が必要なのと」



闇の手の攻撃を避け続ける


ムカイ「それと入れ替える体が必要だ。だが入れ替える体は誰でもいい訳じゃなく血の繋がった体しかできない事」



真正面から掴もうとする闇の手を破壊する



龍「フン!」



破壊された闇の手から龍・老酒が突っ込んできたが、ムカイにしっかりガードされる



ムカイ「お前は自分の息子や孫そしてひ孫と、体を入れ替えて長年生きてきたんだ!今の体は玄孫かな?」


黒い炎を薙ぎ払い、龍・老酒を吹き飛ばす



龍「フゥ…フゥ…」



黒い雨に打たれ続け、徐々に焼ける肌から煙が出てくる



ムカイ「かなり効いてるな。それに自分から攻撃を仕掛ける時点で相当焦ってる証拠だ」



龍・老酒が大きい黒い球体を作ると目の前に落とす



龍「調子に乗るなよ…ガキが!」



黒い柱が空に向かって伸びる



龍「闇ノ千樹手・侵食」



空間を破る事はなく、天井から闇が広がっていき、ムカイが作った空間が真っ黒になっていく



ムカイ「こ、これは!」



龍「闇の世界へようこそ」



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