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DARK-NESS 130

[493] ZAZA 2015-12-01投稿
カルバトス「アハハ!完全復活ー!いつでも闘えるよ!」



古い倉庫に明るい声が響く中、残りの後継者が次々到着する



???「来ましたね」



長身で細い男が入り口を指差す先にぞろぞろと入って来た



ヴァレン「ヴァレン・ベルナーレだ。こっちは弟子のシゲ」



シゲはペコリと頭を下げる


コマドリ「コマドリ、分け合ってヴァレン博士と参りました」



次に後ろから現れたのはコマドリと同じ服装をした二人で一人は鉄仮面をした男、そして顔を包帯でぐるぐる巻きにしている男



???「これで揃いましたね。後はヴァレン博士のように弟子や皆さんの部下達を入れれば相当な数になりますね」



カルバトス「アハハ!ねぇねぇ、あの人達黙ったままだけど名前は何ていうの?」



ヴァレンやシゲも鉄仮面らを見る



???「皆さん知りませんか?彼らは龍・老酒が最後に指名した後継者の方々で、鉄仮面の人はヤマト・ヤエザクラさん、包帯の人はヤマト・アマゴさん、火傷の人はヤマト・コマドリさんです」



「!」



今まで黙っていたヤエザクラが静かに口を開く



ヤエザクラ「人の事をペラペラと喋るお前は何者だ…」



全員が一斉に振り返る



???「あれ?まだ言ってなかったですか?これは失礼しました。私の名前は幻魔(ゲンマ)と申します…皆さん仲良くして下さい」


誰も返事がなく、5秒間沈黙の後、幻魔がピクッと動く



幻魔「それでは皆さんこれから歓迎会に…と行きたい所ですが、約30人くらいに囲まれてます…どうしましょう?」



全員が外へ振り向く



ヴァレン「能力協会か…」


幻魔「バレバレだったみたいです。えーそれでは皆さん逃げましょう…しばらくしたらまた連絡します」



倉庫の外では静けさの中に緊迫した空気が流れている。その中心にカシス、アカシア、ユウ、タケがいた



タケ「もうそろそろ突入っすか?」



アカシア「…いや、奴らは我々に気付いている。待っていれば奴らから出てくるだろう」



カシス「そして出てきた所を俺らが捕まえると」



冷静で落ち着いた感じのカシスとアカシアを見ていたユウは二人の違う雰囲気を感じていた



ユウ(不安、恐怖、緊張が全くない…むしろ逆だ。この状況を楽しんでいる)



ユウの目には茂みの中で獲物を待つ肉食動物に見えてしまう。まるで自分やタケが草食動物のように震えていたその時、倉庫から後継者達が飛び出して来た



カシス「出てきたぞ!皆一斉にかかれぇー!!!」



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