DARK-NESS 144
ユウとタケがコマドリへ駆け出した瞬間、強力な謎の力によって外へと押し出される
ユウ「ヤバイ!外へ出てしまう!」
タケ「おい!ここ50階だぞ!!!」
やがて二人は窓を突き破り外へ放り出された
「ああああぁぁぁ……」
副代表カシスとアカシアは幻魔のいる最上階に来ていた
カシス「外にいるお前は何者だ?」
幻魔「天魔お…さん、お願いします」
仁王立ちしている天魔の足の底から黒い雫がガラス張りの天井を通り、中に滴り落ちる
アカシア「…これは一体?」
滴り落ちた所から黒い手が生えてきた
天魔「第二能力・闇ノ千樹手・剛魔」
瞬時にカシスを掴むとガラスを突き破り外へ放り出される
カシス「クッソオオオォォォ!!!」
アカシアが黒い手に濃縮弾を数発撃ち込むが、 傷一つ着ける事は出来ない。
天魔「諦めろ。じじいと違ってオレのは固ぇから」
ガシッと物凄い速さでアカシアが掴まれるが必死に抜け出そうとする
幻魔「今日ここに代表さんいないので落ちた後で伝えといて下さい。」
アカシア「…な…に…」
幻魔「能力協会貰いますね。じゃあサヨナラ」
外へ放り出されたアカシアは地面へと落下していった
タケ「この高さから落ちて生きてるオレら凄くね」
ユウ「そんな事言ってる場合か!早く上に行かないと!」
正面玄関に向かって駆け出そうした瞬間、二人の目の前にカシスが落ちてきて、しばらくしてアカシアも落ちてきた
カシス「クソ…」
感情をムキだしにせず、冷静に見えるが内に秘めた怒りが感じられる
タケ「皆ですぐ上に行きましょうよ!」
アカシア「…駄目だ。既にセキュリティ機能が作動している為に中には入れない」
ユウ「だったら!…」
カシス「だったら建物ごと壊せばいいと?そんなの出来る訳ないだろう。ここはアジア3番目に大きい重要な拠点だ。既にアジアNo.1の香港、No.2の東京の能力協会が壊滅している中、ここ大阪支部だけは何としてでも守らないといけない」
アカシア「…それに突入するにしても我々の判断でする訳にはいかない。代表の許可が必要だ」
代表のオルゾに電話をかけるカシス。電話に出たオルゾに事情を説明していくが段々と情けなさ、悔しさ、怒りなのが入り交じっていく様子をユウとタケは黙って見るしかなく、カシスが最後に言った言葉で皆同じ気持ちになる
カシス「すみません…我々が居ながら後継者に能力協会を奪われました…」
ユウ「ヤバイ!外へ出てしまう!」
タケ「おい!ここ50階だぞ!!!」
やがて二人は窓を突き破り外へ放り出された
「ああああぁぁぁ……」
副代表カシスとアカシアは幻魔のいる最上階に来ていた
カシス「外にいるお前は何者だ?」
幻魔「天魔お…さん、お願いします」
仁王立ちしている天魔の足の底から黒い雫がガラス張りの天井を通り、中に滴り落ちる
アカシア「…これは一体?」
滴り落ちた所から黒い手が生えてきた
天魔「第二能力・闇ノ千樹手・剛魔」
瞬時にカシスを掴むとガラスを突き破り外へ放り出される
カシス「クッソオオオォォォ!!!」
アカシアが黒い手に濃縮弾を数発撃ち込むが、 傷一つ着ける事は出来ない。
天魔「諦めろ。じじいと違ってオレのは固ぇから」
ガシッと物凄い速さでアカシアが掴まれるが必死に抜け出そうとする
幻魔「今日ここに代表さんいないので落ちた後で伝えといて下さい。」
アカシア「…な…に…」
幻魔「能力協会貰いますね。じゃあサヨナラ」
外へ放り出されたアカシアは地面へと落下していった
タケ「この高さから落ちて生きてるオレら凄くね」
ユウ「そんな事言ってる場合か!早く上に行かないと!」
正面玄関に向かって駆け出そうした瞬間、二人の目の前にカシスが落ちてきて、しばらくしてアカシアも落ちてきた
カシス「クソ…」
感情をムキだしにせず、冷静に見えるが内に秘めた怒りが感じられる
タケ「皆ですぐ上に行きましょうよ!」
アカシア「…駄目だ。既にセキュリティ機能が作動している為に中には入れない」
ユウ「だったら!…」
カシス「だったら建物ごと壊せばいいと?そんなの出来る訳ないだろう。ここはアジア3番目に大きい重要な拠点だ。既にアジアNo.1の香港、No.2の東京の能力協会が壊滅している中、ここ大阪支部だけは何としてでも守らないといけない」
アカシア「…それに突入するにしても我々の判断でする訳にはいかない。代表の許可が必要だ」
代表のオルゾに電話をかけるカシス。電話に出たオルゾに事情を説明していくが段々と情けなさ、悔しさ、怒りなのが入り交じっていく様子をユウとタケは黙って見るしかなく、カシスが最後に言った言葉で皆同じ気持ちになる
カシス「すみません…我々が居ながら後継者に能力協会を奪われました…」
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