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DARK-NESS 146

[571] ZAZA 2016-10-07投稿
天魔「繋げ」



世界中にある能力協会に中継を結ぶ



天魔「あー、テメエらよく聞け。1番権力と力がある大阪支部を乗っ取ったからお前ら余計な事するんじゃねーぞ」



言い返す声はどこからもない。天魔の言う通りシゲル・リーンにC・オルゾといった強力な力と権力を持った人物がいる能力協会がいた所を乗っ取られた時点で主導権は後継者にあった



「まずい事になった…これは世界的大事件だ!」



能力協会制圧により世界中大パニックになると思われたが、外部には一切漏れる事はなかった



天魔「こんなもんでいいのか?」



幻魔「いいんじゃないですかー?これで私達は自由にできますし、余計な邪魔もないでしょうね」



天魔「じゃあこれからどうするんだ?」



上を見上げながらしばらく考える



幻魔「んー、どうしましょう?とりあえずまだ来てない後継者さんを待ちますか」



能力協会大阪支部は後継者により完全要塞となった



そしてムカイと137はカルバトスに聞いた通り清水寺に到着した



137「ここがあの有名な清水寺か…」



焼け落ち、今にも崩れ落ちそうになっている清水寺の中でヤマト・ヤエザクラが立っていた



八重桜「久しいな…元気だったか?」



ムカイ「はい!まさか本当に師匠が生きていたとは!」



八重桜の前で膝を着き、頭を下げる



八重桜「もっと早く会えればよかったのだが、ある事情で会えなかった」



ムカイ「ある事情?」



八重桜は元能力協会だったが、それは偽りであってスパイだった。八重桜はこの頃既に愛国者、創設者、そして後継者の存在と野望に気付き、阻止する為に動いていた



八重桜「ある時、創設者がAIチップを使って計画を遂行する情報を掴んだ私はAIチップを盗み出し、自分の国へ逃げた」



だがその判断が間違いだった。八重桜は能力協会時代は勿論自分のプロフィールは偽っていたが、能力協会は全て調べていた



八重桜「斑鳩の地に戻ってすぐに奴らが来た」



能力協会の全ての戦力が斑鳩の地を襲った。何故全ての戦力を使ってまで襲ったのか?



八重桜「奴らは前から我々大和家の力…魔痕を恐れていた」



斑鳩の地、大和家、裏切り者をまとめて一掃しようとした…が!



八重桜「我々大和家の力によって一時退けたが、能力協会は武力を使って攻撃してきたんだ」



ムカイ「武力とは…」



八重桜「普通の兵器ではなく能力者に効く兵器だった」



ムカイ「そんな兵器聞いた事ない…」



八重桜「我々は敗れ、斑鳩の地は滅びた」



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