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DARK-NESS 147

[556] ZAZA 2016-11-06投稿
八重桜「ちなみに兵器を生み出した天才は今回後継者として参加しているヴァレン・ベルナーレという女性だ」



ムカイ「!」



八重桜「あと後継者の中に大和家の人間が二人いるのだが、天女魚と駒鳥だ。お前も覚えていると思うが大和家の中でも随一の強者だが…」



言葉に詰まり、自分の胸に手を当てる



ムカイ「?」



八重桜「今の天女魚と駒鳥は死人だ。彼らは既に斑鳩の地で死んでいる」



ムカイ「どういう事ですか!?」



八重桜は自分の銀仮面を外すと火傷の後が現れた



八重桜「彼ら二人は後継者・幻魔の能力で死体を操られた人形だ。私は生死を彷徨い、目が覚めた時には既に私の心臓は幻魔の手に堕ちていた」



ムカイ「そんな…」



焼けた肌を擦るその顔はとても悲しげだった



八重桜「お前に私達のねがいを託し、ここまで本当に頑張ってくれたのだが…」


ムカイ「…」



八重桜「魔獄手を使わない理由は何だ?正直魔痕だけではこの先の戦いは勝てないぞ」



ムカイ「それは…」



銀仮面を再び装着し、全て見透かした様子で見ている


八重桜「魔王の力に飲み込まれる。つまり完全支配を恐れているという訳か」



黙って頷くムカイ



八重桜「お前の気持ちは分かる。その年齢で魔痕を両目を開眼させ、魔獄手も使えば理性を失い魔王に飲み込まれる可能性がある。実際、今の状態で約4割支配されているとみた」



ムカイ「仰る…通りです」


八重桜「行くぞ」



キョトンとしているムカイが慌てて立ち上がる



八重桜「成し終える」



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