携帯小説!(PC版)

DARK-NESS 154

[635] ZAZA 2017-05-30投稿
エンデン「ハーデスさんそろそろ着きますよ」



レモンが運転する車にハーデスとエンデンが乗り、能力協会大阪支部へ向かっていた



ハーデス「止まってくレ」


車が急に止まり、ハーデスが降りる



エンデン「どうしたんですか?まだ着いてないですよ」



手術後、体調が万全でない中の外出にふらつくハーデスを心配するレモンとエンデン



ハーデス「お前は能力協会へ行ケ」



エンデン「ハーデスさんは?」



ハーデス「バカ娘を見つける。お前は早く能力協会へ行って友人を助けてやレ」


ドアを閉め、車が走り去る。そしてハーデスの視線は空港へ向けられていた



「バチン!!!」



カシス「くそ…一発まともに食らっちまった。馬鹿みたいな威力だな…」



天魔「おいおい!大した事ねぇな能力協会No.2さんよ!」



カシスへ向けて黒鞭が一直線に伸びる



カシス「くっ!」



ギリギリで避け、衝撃波を放つ神撃を打つが距離が離れている為に威力が弱い



天魔「おっと!」



避けた。当たってもさほどダメージがない攻撃をわざわざ避けたのだ。それを見たカシスは気付く



カシス(もしかしたら…)


「ドン!ドン!ドン!」



アカシアの激しい攻撃で大阪の街が破壊されていく



ヴァレン「フフ…さすがは破壊神。動けば街が消える噂は本当だな」



アカシア「…ウォオオオオオオオオ!!!」



アカシアの右ストレートをヴァレンの大剣で受け止める。地面が一段、二段と沈む



アカシア「…吹き飛べ!」


右の拳が開くと濃縮されたエネルギーが放出される



「バーーーン!!!」



広範囲に爆発し、周りは瓦礫すら残らない程消し飛んだが、ゼロ距離で受けたヴァレンは一歩も動く事なく立っていた。しかも大剣に傷一つ付いていない



ヴァレン「凄い威力だ。だけど私の方が力は上よ」



アカシア「…!」



巨大な大剣を振り下ろす



「ドーーーーン!!!」



駒鳥「ふん!」



ムカイの右ストレートを避けて脇腹に一撃、動きが止まった瞬間に背負い投げで地面に叩きつける



ムカイ「がぁ!」



すぐさま拳は振り下ろし、追い打ちを狙うが体を回転させてその場から離れる



ムカイ(強い…まともに戦って勝てる相手じゃない)


駒鳥は打撃戦においてはパワー、スピード、テクニックどれもが高い。カシスやユウの最強の体術、神躯と対等に戦える力をもっている



ムカイ(それに加えて能力がある…注意しないと)



左手を前に出す



駒鳥「力の差をもっと拡げてやろう…見せてやる私の能力を…」



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