携帯小説!(PC版)

DARK-NESS 157

[605] ZAZA 2017-12-05投稿
黒い風が幻魔に集まってくる



シゲル「何が起こってるんじゃ…それにこの威圧感は…」



幻魔の体が黒く変色していき、背中から羽根が生え、尻尾も生えた



シゲル「この姿…まさに悪魔じゃ…」



最後に頭に角が生え、瞳が真っ赤に染まる



幻魔「ディアブロ…」



ディアブロ…その姿はまさに悪魔。邪悪なオーラで周りの空気を一変する



幻魔「さぁ…反撃開始ですが、1つ忠告です」



胸に手を合わせ、徐々に拡げていくと黒いオーラを纏った槍状の物体が出現



幻魔「これから一瞬でも気を緩めない事です。もし一瞬でも気を緩めたら…死にますよ?」



槍投げのフォームで放つとシゲル・リーンはすぐに構えるが目で追えない程の速さで隣を通り過ぎる



「ガ…ガガ…」



シゲル「!!!」



呻き声のように聞こえた方へ振り向くと、風神の腹部に大きな穴が開いていた。更に貫かれた先を見ると数キロ先まで黒槍によってえぐられた跡が続いており、最終的に何か障害物に衝突し、遥か彼方で大爆発を起こしている



シゲル「な…何て威力じゃ…」



次にゾワっと寒気のようなものを感じ、幻魔の方へ振り向くと目と目が触れるギリギリの距離に接近していた



幻魔「言ったはずです。一瞬でも気を緩めば死ぬと」


黒槍を振り下ろす



シゲル「!!!!!!」



「あああぁぁあぁ!!!」


巨大な剣を振り下ろすがユウは余裕で避ける



ユウ「もう諦めろ。シゲの能力は闘技演舞で見てるから当たらない!だから諦めて早く能力を解除しろ!じゃないと…」



後継者・シゲは同じく後継者のヴァレンの助手兼弟子の関係である。



シゲ「はぁ…はぁ…はぁ…負ける訳には…いかない!僕にこの世界で生きる喜びを与えてくれたんだ!」



実はシゲは元々非能力者だった。周りの人達、特に仲のよかったユウ、タケ、エンデン、ムカイは時期は違えど徐々に能力に目覚めていき、最後まで目覚めなかったのがシゲだった



ヴァレン「私の能力を使いたいか?」



目の前に突然現れた女性に言われた言葉はまるで神のお告げのようだった



タケ「俺や皆はシゲだけ能力が無くても変わらずずっとダチだ!」



その言葉は一瞬救われた感じになったが、現実問題自分だけ能力がない事による嫌がらせやいじめはなくならなかった。そんな中でヴァレンの言葉は本当に救われた



シゲ「はい!お願いします!僕を能力者にして下さい!」



即答だった。後々能力を持つ事が出来たシゲは、再びユウ達と合流する。勿論合流後もヴァレンとの師弟関係は続いている



シゲ「はぁぁぁ!!!」


シゲの能力は「滅罪・改」以前より発動条件と解除条件が緩くなり扱いやすくなったが、発動時間は前と同じ1分でこの1分内で解除しないと1分内で与えたダメージの倍食らってしまう。ちなみに発動条件はノーリスクで発動でき、解除条件は他人の血を一定量滅罪剣に着ける



シゲ「はぁ…はぁ…くそぅ…」



シゲの攻撃は当たらない。そして発動時間の1分が過ぎてしまった



感想

感想はありません。

「ZAZA」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス