俺らの平安修学旅行5
「で・・・?」
みんなは一斉に言った。
「その石は富士の山の山頂にあり、日の光を大量に浴びると力が放たれると言われていて、陰陽師であった私の父上はその言い伝えにしたがって、富士の山の山頂に向かい、怪しく光るその石を手に入れたのだが、長い時間光を浴びせるために祭壇に20年ほど置いておいたのだ。しかし、父上は途中で亡くなり、私が引き継いだのだが、運悪く用を足している間にその石は光輝き消えたと思ったら、祭壇には見たことのない服をまとった6人が倒れていた、というわけだ。」
「はぁ?お前のうんこのせいかよ、俺らがこんな目にあったの。」
「ノブ!笑い事じゃないんだから!」
柊に言われてノブはやっと事の重大さが分かったみたいだった。
「なぁ!あんたの言ってた時の石ってのはどこにあんだよ。俺らそれに触ろうとしたらこっちに来ちゃったんだよ。それも一緒にこっちに来ているんじゃないのかよ?」
正広、めずらしく頭冴えてんじゃん。どうなんだろ
「ああ、時の石はこれだ。」
懐から取り出されたそれは、石というより炭だった。バーベキューとかで使う木炭そっくり。みんな何言って良いのかわかんなかった。
みんなは一斉に言った。
「その石は富士の山の山頂にあり、日の光を大量に浴びると力が放たれると言われていて、陰陽師であった私の父上はその言い伝えにしたがって、富士の山の山頂に向かい、怪しく光るその石を手に入れたのだが、長い時間光を浴びせるために祭壇に20年ほど置いておいたのだ。しかし、父上は途中で亡くなり、私が引き継いだのだが、運悪く用を足している間にその石は光輝き消えたと思ったら、祭壇には見たことのない服をまとった6人が倒れていた、というわけだ。」
「はぁ?お前のうんこのせいかよ、俺らがこんな目にあったの。」
「ノブ!笑い事じゃないんだから!」
柊に言われてノブはやっと事の重大さが分かったみたいだった。
「なぁ!あんたの言ってた時の石ってのはどこにあんだよ。俺らそれに触ろうとしたらこっちに来ちゃったんだよ。それも一緒にこっちに来ているんじゃないのかよ?」
正広、めずらしく頭冴えてんじゃん。どうなんだろ
「ああ、時の石はこれだ。」
懐から取り出されたそれは、石というより炭だった。バーベキューとかで使う木炭そっくり。みんな何言って良いのかわかんなかった。
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