宇宙戦隊・14
コウとミジコが急いで中心部に戻ると、スクリーンには地球の姿が映しだされていて、小人達は先程より更に忙しそうに走り回っている。
「お前達!何があったんだ!」
ミジコが叫ぶ。
「所長!地球に未確認物体が接近中です!」
「何っ!!…またエブニーの奴らか?それとも他のアダムの手下が…」
“エブニー”という言葉に何となく聞き覚えがある気がしたが、この時のコウは思い出すことができなかった。
「解析コードを使ってもエラーが出るばかりで…映像を見る限りは球形の宇宙ボートのようです」
「地球のどこに着陸するか分かるか?」
「おそらくC-109-2-ABエリアかと…」
「そうか……コウ様!どうか様子を見に行ってくれませんか!?」
「えっ…早速かよ!まだ心の準備が……」
『いつでも準備オッケーだよね、コウ』
サリがいきなりコウの背後に現れたかと思うと、サリはコウの腕を掴み、テレポートした時に乗ってきたあのエレベーター形の物に乗り込んだ。
『私も着いて行くから安心しなさい!』
「そーゆー問題じゃ…!」
「おお頼もしい!お願いしますぞ!!」
「ちょっと待ってー!!!!」
扉が閉まると外からテレポート準備の声が聞こえてきた。
「テレポート完了10秒前!メリード通信施設から地球C-109-2-ABエリアへ!!」
「待ってってばぁぁぁぁぁぁ」
コウの叫びも空しく、テレポートは完了した。
「お前達!何があったんだ!」
ミジコが叫ぶ。
「所長!地球に未確認物体が接近中です!」
「何っ!!…またエブニーの奴らか?それとも他のアダムの手下が…」
“エブニー”という言葉に何となく聞き覚えがある気がしたが、この時のコウは思い出すことができなかった。
「解析コードを使ってもエラーが出るばかりで…映像を見る限りは球形の宇宙ボートのようです」
「地球のどこに着陸するか分かるか?」
「おそらくC-109-2-ABエリアかと…」
「そうか……コウ様!どうか様子を見に行ってくれませんか!?」
「えっ…早速かよ!まだ心の準備が……」
『いつでも準備オッケーだよね、コウ』
サリがいきなりコウの背後に現れたかと思うと、サリはコウの腕を掴み、テレポートした時に乗ってきたあのエレベーター形の物に乗り込んだ。
『私も着いて行くから安心しなさい!』
「そーゆー問題じゃ…!」
「おお頼もしい!お願いしますぞ!!」
「ちょっと待ってー!!!!」
扉が閉まると外からテレポート準備の声が聞こえてきた。
「テレポート完了10秒前!メリード通信施設から地球C-109-2-ABエリアへ!!」
「待ってってばぁぁぁぁぁぁ」
コウの叫びも空しく、テレポートは完了した。
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