トライデント 5
カズ「…なるほどなぁ…。」
エリ「異世界かぁ…。」
コウ「…まぁ信じられない話だが…トライデントの存在や見たことのない紋章まで目にしちまったからな。」
ヤザキ「信じてもらえましたか…。」
長「しかし…なぜこの世界に来たのじゃ?」
コウ(…村長…居たのか…。)
ヤザキ「私は『トライデントの勇者』を探しに来たのです。」
エリ「それって…」
コウ「さっき呟いてたな。」
長「して…その理由はなにかの?」
ヤザキ「実は私達の世界はある一人の男に征服されようとしています。」
コウ「……世界征服って…。」
コウ(古い…目的が古すぎる……!!そんなネタは昭和に使い古したネタだよ!!)
エリ「世界征服!?」
カズ「そ、そんなことが…。」
コウ(えぇっ!!通じるの!?)
ヤザキ「言伝えではトライデントの力を使いこなせる者が闇の脅威を消し去ると言われています。」
コウ「勇者ねぇ…。」
コウ(興味ないな…勝手に探してくれ。)
エリ「面白そう!!私達にも探させて!?」
コウ「…お前…なに言ってんの?」
エリ「だから!私達もヤザキさんの手伝いをするの!!」
コウ「『達』ってなんだよ!まさか俺も入ってんの!?」
エリ「当たり前でしょ?私とコウとカズの三人で手伝うの!!」
カズ「へっ!それなら確かに面白そうだ!!」
エリ「えへへっ!でしょ?ねっヤザキさん!勇者ってどうやって探すの?」
ヤザキ「よろしいのでしょうかあなた方にそんな厚かましいこと頼んでしまって…。」
コウ「いや全っ然良くな―」
エリ「全然OKです!!で!勇者にしかない特徴みたいなのはないの?」
ヤザキ「ありますよ。トライデントの勇者には首筋にトライデントのマークのアザがあるのです。」
気のせいかもしれないがエリの顔が少しびっくりしたように見えた。
エリ「首に…アザ…?」
コウ「エリ?どうかしたのか…?」
エリ「も、もしかして…アザってこれ…?」
エリは首のチョーカーを外し、その首にある青黒いアザをさした。
ヤザキ「こ…これは正しく…勇者の証です!!」
カズ「じ、じゃあエリが勇者…?」
エリ「ホントに!?このアザなの!!?」
ヤザキ「間違いありません!!トライデントの証です。」
コウ「……マジ?」
エリ「異世界かぁ…。」
コウ「…まぁ信じられない話だが…トライデントの存在や見たことのない紋章まで目にしちまったからな。」
ヤザキ「信じてもらえましたか…。」
長「しかし…なぜこの世界に来たのじゃ?」
コウ(…村長…居たのか…。)
ヤザキ「私は『トライデントの勇者』を探しに来たのです。」
エリ「それって…」
コウ「さっき呟いてたな。」
長「して…その理由はなにかの?」
ヤザキ「実は私達の世界はある一人の男に征服されようとしています。」
コウ「……世界征服って…。」
コウ(古い…目的が古すぎる……!!そんなネタは昭和に使い古したネタだよ!!)
エリ「世界征服!?」
カズ「そ、そんなことが…。」
コウ(えぇっ!!通じるの!?)
ヤザキ「言伝えではトライデントの力を使いこなせる者が闇の脅威を消し去ると言われています。」
コウ「勇者ねぇ…。」
コウ(興味ないな…勝手に探してくれ。)
エリ「面白そう!!私達にも探させて!?」
コウ「…お前…なに言ってんの?」
エリ「だから!私達もヤザキさんの手伝いをするの!!」
コウ「『達』ってなんだよ!まさか俺も入ってんの!?」
エリ「当たり前でしょ?私とコウとカズの三人で手伝うの!!」
カズ「へっ!それなら確かに面白そうだ!!」
エリ「えへへっ!でしょ?ねっヤザキさん!勇者ってどうやって探すの?」
ヤザキ「よろしいのでしょうかあなた方にそんな厚かましいこと頼んでしまって…。」
コウ「いや全っ然良くな―」
エリ「全然OKです!!で!勇者にしかない特徴みたいなのはないの?」
ヤザキ「ありますよ。トライデントの勇者には首筋にトライデントのマークのアザがあるのです。」
気のせいかもしれないがエリの顔が少しびっくりしたように見えた。
エリ「首に…アザ…?」
コウ「エリ?どうかしたのか…?」
エリ「も、もしかして…アザってこれ…?」
エリは首のチョーカーを外し、その首にある青黒いアザをさした。
ヤザキ「こ…これは正しく…勇者の証です!!」
カズ「じ、じゃあエリが勇者…?」
エリ「ホントに!?このアザなの!!?」
ヤザキ「間違いありません!!トライデントの証です。」
コウ「……マジ?」
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