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Soul City No.02<銀髪の男>

[315]  05yR  2006-09-26投稿

何千個とゆうカプセルの中には何人もの人間が先程の良と同じように眠っていた。良の体は恐怖と不安でガクガクと振るえだし、後ろに尻餅をつく形で倒れた。良の顔色は一瞬にして真っ青に変わった。
「何なんだこれ・・・ありえねぇよ。みんな・・生きてる??・・夢だよな・・そうだよ・・全部夢だっ!!」
「夢何かじゃ無いよ。嘉山 良君」
突然何者かの声が背後から聞こえ、良は慌てて尻餅をついたまま振り返った。振り返ると、5メートル程離れた場所に、真っ白のロングコートをはおった銀色の長髪の男が立っていた。
「誰だよお前っ!!??何なんだよこれっ!!??」
銀髪の男は目を細め冷たく微笑んだ。感情などこもっていない冷たい笑みで、良の体は固まった。
「教えてあげるよ。とりあえずこれを着なさい」
銀髪の男は手に持っていた服を良の体の上に投げた。良はよく考えると全裸だったので急いで服を来て銀髪の男を睨んだ。
「ついておいで」
「・・みっみんなはっ??」
「時期に目を覚ます」
銀髪の男はそれだけ言うと、良に背を向けてカンカンと靴を鳴らしながら、奥の部屋へと入っていった。
「・・・・みんな・・」
良は顔を上げ、銀髪の男が入って行った部屋をジッと見つめてゆっくりと後を追った。






感想

  • 3893: アイテム紹介[名前.Time Egg Capsule(タイムエッグカプセル)] [特徴.大の大人が丁度入れるぐらいの大きさの卵型カプセル。色は全体的に白く、扉の部分だけがガラス張りになっていて、外側と内側両方に青と緑のボタンがついている。青のボタンを押すと扉が閉じ、緑のボタンを押すと扉が開く仕組みになっている。機能は中に入った人間の時間をストップさせる。年齢も体型も脳レベルもこのカプセルに入った瞬間から止まり、入っていた者は何年たっていようが、カプセルに入る前と同じ体と脳のままでいられる。特殊機能を使えば、力をつけたり、知力をあげたりと様々な事が可能になる。] [2011-01-16]

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