恋愛論―兄妹―(5)
夢を見ていた。夢の中で、これは夢だと確信している自分がいた。目の前にはお兄ちゃんが立っている。寂しげに微笑みながら。
私は泣いていた。何処にも行かないで。叫びたいのに声が出ない。
もどかしさで胸が一杯になる。
ふっと、お兄ちゃんの顔が近付く。
そっと、唇が重なる。
空気のような、キス。
瞬間、お兄ちゃんの姿が消えそうになる。
「待って!」
ようやく声が出た。
「お兄ちゃん。私ね…ずっと、お兄ちゃんの事が好きだったんだよ」
夢の中、ようやく言えた。
お兄ちゃんは、優しく微笑んでゆっくり消えていった。
私は泣いていた。何処にも行かないで。叫びたいのに声が出ない。
もどかしさで胸が一杯になる。
ふっと、お兄ちゃんの顔が近付く。
そっと、唇が重なる。
空気のような、キス。
瞬間、お兄ちゃんの姿が消えそうになる。
「待って!」
ようやく声が出た。
「お兄ちゃん。私ね…ずっと、お兄ちゃんの事が好きだったんだよ」
夢の中、ようやく言えた。
お兄ちゃんは、優しく微笑んでゆっくり消えていった。
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