恋愛論―兄妹―(6)終
目が覚めると、私の声は元に戻っていた。
唇に残るキスの感触。まるで魔法を解くキスのよう。
だけど、魔法を解いてくれた王子様は此処にはいない。
きっと、全て夢だった。
お兄ちゃんを愛した自分も、私を愛したお兄ちゃんも。全部、夢の中の出来事。
「お兄ちゃんの彼女って、私に似てない?」
「……。お前の彼氏も俺に似てる気がするけど」
「お兄ちゃんみたいな人が好きって言ったじゃん」
「俺もお前みたいなのが好きだから仕方がない」
「じゃぁ、お兄ちゃん。私と付き合っちゃいなよ」
「…生まれ変わったら、な」
唇に残るキスの感触。まるで魔法を解くキスのよう。
だけど、魔法を解いてくれた王子様は此処にはいない。
きっと、全て夢だった。
お兄ちゃんを愛した自分も、私を愛したお兄ちゃんも。全部、夢の中の出来事。
「お兄ちゃんの彼女って、私に似てない?」
「……。お前の彼氏も俺に似てる気がするけど」
「お兄ちゃんみたいな人が好きって言ったじゃん」
「俺もお前みたいなのが好きだから仕方がない」
「じゃぁ、お兄ちゃん。私と付き合っちゃいなよ」
「…生まれ変わったら、な」
感想
感想はありません。
「 aLiCe 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。