携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> Soul City No.20< Type >

Soul City No.20< Type >

[410]  05yR  2006-09-30投稿
「次は長谷川 蝶子」
蝶子は武器と防具を真紅に見せた。
「お前のはDarkness Rain(ダークネス レイン)て言ってロッドタイプの武器だ。Wizard(ウィザード)の武器と言った方がいい」
「あの真紅さんウィザードとは??」
「ウィザードとは魔法使いの事を言う」
「・・魔法ですか??」
蝶子達は有り得ないと言いたげな顔をして真紅の話を聞いた。
「ロッドタイプの武器の最も苦手な攻撃は打撃攻撃。殆んど相手にダメージを与える事は無い。だか、この国が1000年前と大幅に違う所は人間が魔法を使う事が出来るようになった」
真紅はポケットから8つの腕輪を取り出し、皆に見えるように見せた。
「これはパワーストーンが埋め込まれた腕輪だ。パワーストーンとは人の限界を越えた力・・そう魔力を引き出す力。人間が使う魔法を俺達は魔法とは呼ばないリークと呼ぶ」
「リーク・・魔法って例えば??」
良のいきなりの質問に面倒臭いと言う顔で真紅は良を睨んだ。
「・・例えば、俺もパワーストーンを身に付けている。そして先程武器と防具をリークで出したんだ」
「魔法・・リークは物を出す事も出来るのか??」
「リークは人それぞれつける者に寄ってその能力は異なる。俺の能力は物を具現化する能力だ。リークは大きく大体5つの能力に分かれている。自然能力・治癒能力・補助能力・具現化能力・召喚能力」
「真紅は具現化能力だよな??」
良はタメ口呼びすてで真紅に話しかけ、皆は「怖いもの知らずだな」と思いながら良を見た。真紅は良の問掛けに頷いた。
「俺は具現化能力で、記憶を引き出す能力を持っている」
「記憶を??」
「そう、例えば・・お前の中で今1番気にしている者とは??」
「えっ??気にしている人か・・・・なっ!!??」
突然良の目の前にいた真紅が京の姿へと変わった。
「お前の瞳には誰がうつっている??」
(!!・・そうか、真紅はリークで俺の記憶を引き出したのか。ならこれは西園寺 京じゃない・・)
だが見掛けも声も京そのものの真紅を見て、良の腰はすくみ足がもつれて後ろに倒れてしまった。真紅は元の姿に戻り、良を見下ろした。
「誰の姿が見えたか知らないけど、中身が俺だと思っていても動揺は中々隠せないものだろう」
「っ!!・・ああそうだな。周りの奴らには真紅しか見えていないのか??」
「ああ。それが俺の能力だ」




感想

  • 3983: 19が抜けてしまってごめんなさい。直ぐに書きます。05yR [2011-01-16]
  • 3986: [名字.河島(カワシマ) 名前.未瑠來(ミルク)] [年齢.18歳] [生年月日.2082年01月29日] [星座.水瓶座] [血液型.B型] [身長.145?] [体重.39k] [職業.高校生] [髪型.チェリーブラウンの胸まである巻髪] [特徴.大きな瞳のアイドル顔の美少女で、普段はブリッコだがキレるとおっかない。ファイヤー エンベラップの使い手]By.05yR [2011-01-16]

「 05yR 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス