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(続-.-)y-~~~ ?

[622]  森田  2006-09-30投稿
貴博『明日から学校だと思うと憂鬱だよな』

あの後不機嫌になってしまった叶呼を家まで送っている真っ最中な訳だが。


叶呼『………』


何故か不機嫌な叶呼さん。


畜生…博一の野郎…叶呼が不機嫌になった理由は知らんが多分あいつのせいだ。


叶呼『野中』


貴博『ん?』


叶呼『…なんであんな奴呼んだの?』


博一のことか。


貴博『家に呼んだ訳じゃない、たいていあいつは予告なしに家に来る』


叶呼『………』


貴博『なんだ?あいつが嫌いなのか?そう言ってやるな、あんな奴でも懸命に生きているんだ』


あいつの言動は女子から嫌われるようなことばかりだからな。


叶呼『そうじゃなくて…』


あ?違ったの?


叶呼『二人っきりが…』


貴博『え?』


今なんと?


叶呼『あ、じゃあもう家だから、また明日ね』


叶呼は自宅に向かって走り出しながらそう言った。


貴博『…あ、おいっ!』


俺の制止の声を無視して走り去ってしまった。


貴博『………』


まさか…俺に惚れたな?


そんな訳ないだろう。
HAHAHAHAHA。


貴博『………』


そろそろ精神科で見てもらおうかな。


さて、俺も帰るか。


博一『よっ』


貴博『うぉっ!』


博一が沸いて出た。


博一『ふふふ…言ったろ?ストーカーにでもなんにでもなってやるって』


貴博『…そんなんだから学校じゃ女子にバイキンみたいな扱い受けるんだよ』


博一『うるせぇ!女の子と肩並べて歩きやがって!テメェいつからそんなクールホスト野郎になりやがったんだ!』


コイツは俺が青春を謳歌するのが気に食わないらしい。


貴博『美人見つけたら家まで尾行して住所を調べるピクミン野郎が何をほざきやがる』


博一『別にいーじゃねぇか、ストーカーから始まる恋もあるってもんさ』


ねぇよ。

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