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fear?

[677]  かおたか  2006-09-30投稿
‡とある部屋(5年前)‡
-人が倒れている-
-もう一人いるが暗くて顔はよく見えない。右手にナイフを持っている。ナイフからは血が滴りおちている-

>……。

‡現在‡
知典>ここが噂の幽霊が出るっていう建物か!楽しみだ

恵美>ねー、肝試しなんかヤメて帰ろーよ

知典>ならお前帰れよ。俺は一人でも行くからな

-知典は一人で建物の中へ-

恵美>…んもう!待って!行くよ行く!

-恵美も建物の中へ-

-しばらくして二人の悲鳴-

‡それから一週間後(建物の外)‡

雄太>いやぁ…団長見直しましたよ!昨日の今日でよくこんな格安な場所を見つけられましたね!?

団長>ふふ。まあな。

涼子>ホント、ホント!しかも丸一日借りて千円だなんて、マジ安すぎ!

誠>いつも借りてる場所より全然安いもんな!

涼子>そういえば何でいつもの場所借りられなかったの?

誠>ああ、何か今日は町営会の会議があるとかで借りられなかったみたいよ?昨日の今日だってのに本当に良くみつかったもんだよ

団長>俺だからこそ探せたんだ。他の奴らじゃ先ず無理だろうな

雄太>とか何とか言っちゃって本当は何か裏があるんじゃないんですか?

団長>バカヤロウ!俺が本気を出せばな、こんな場所の一件や二件探しだすのなんてワケないんだよ

誠>頼もしい〜

涼子>さすが団長!

団長>{とは言っても本当によく見つかったものだ。他はみんな埋まってて、たまたまココだけ空いてたんだ!なんて大見得きった分、今更恥ずかしくて言えんぞ

雄太>団長、何か言いました?

団長>い、いや何でもない。独り言だ。よし、じゃあみんな!荷物を部屋に置いて発声練習を終えたら稽古を始めるぞ

-通りすがりの男が現れる-

男>この建物には近づかない方が良いよ(薄気味笑)

-男は立ち去る-

涼子>何今の?

雄太>さあ?

団長>部屋は三階だからな

一同>はーい

【fear?に続く】

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