携帯小説!(PC版)

fear?

[586]  かおたか  2006-09-30投稿
涼子>あ、…はい。すみません

団長>そうか。じゃあもう一回今
のシーンいくぞ。よぉーい…

涼子>…

‡階段2‡

涼子>さっきのは何だったんだろう。あれは一体…

-目の前に白い服を着た女の子が現れる。何かから逃げているようだ-

涼子>…あの子だ。やっぱ見間違いじゃなかったんだ!ねえ待って…聞きたいことがあるの…

-涼子、その女の子を追い掛ける-

‡下の階(部屋の前)‡

-女の子は下の階の部屋へ入ってゆく-

-涼子、部屋の前で立ち止まる-

涼子>この部屋…

-涼子ドアを開けて入る-

-バタン!と急にドアが閉まる-

涼子>きゃあ!!

-部屋の中は薄暗い-

女の子>お願い…来ないで…

-女の子の声が聞こえる-

女の子>お願い助けて…

-女の子の助けを求める声-

-横から男が出てくる。薄暗くて顔はハッキリと見えない-

-右手にナイフらしき物を持っている

-女の子>ヤメて…お願い

-次の瞬間、女の子はナイフでメッタ刺しにされる-

女の子>ぁああああ…

-たまらず涼子も叫ぶ-

涼子>きゃぁあああ!!

-女の子の叫び声が部屋中に響きわたる-

-しかし男は刺す手を止めようとはしない-

-しばらくすると女の子の悲鳴は止み、躯の痙攣が始まる-

男>……

-涼子、慌てて部屋を出る-

-急いで皆のいる稽古部屋へ向かう-

涼子>み、みんなァ!!

団長>どうした涼子!?休憩はもうとっくに終わってるぞ!!

涼子>ぁ…あ…

雄太>ゆっくりと喋ってみろ!

涼子>し…下の階で…

誠>下の階で?

涼子>ひ…人殺しが…

誠>人殺しッ!?

涼子>そうなの!女の子が男の人にナイフで…刺されて…

団長>な…何だと!?

-皆で下の階の部屋へ向かう-

‡下の階(部屋の前2)‡

涼子>警察呼んだ方が良いよ

誠>そうっすよ!危険すぎますって!

-団長は構わずドアを開ける。三人は部屋の中へ。涼子は怖くて中へ入れない-

-部屋の中は薄暗い-

雄太>ん?

誠>へ?

団長>…。

【fear?に続く】

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