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出会わなければ 3

[306]  Y.K  2006-09-30投稿
・・・・宮崎県まで来た・・・綾町まで来たゆうじ達は、親友の憲一を訪ねて来たが、憲一は県外に出ていていない、途方に暮れたゆうじと孝依は綾町にある旅館へ連絡を取り旅館へと、向かった、二人はこれからの事について、夜がふけるまで語り明かした・・・・朝になり朝食を取り旅館を後にした・二人は宮崎市内へ向かった!市内に付き早速求人案内を買い二人で住み込みの部屋を探した・・・まだ二人とも16歳と17歳・この二人に住み込みで働ける場所など見付かるはずもない、二人で市内のあらゆる所に行き、住み込みで働ける場所を探した、だが大人達は全て話すら聞いてくれない!夕方になり一軒の居酒屋に行き住み込みで働かしてもらえるように、必死でお願いをした・居酒屋の名前は薩摩。鹿児島出身の女将さんで二人が家出をしてきた理由や何故宮崎に来たのかと真剣に二人の話を聞いてくれた初めての大人だった、だが今は住み込みはしてないし、人を雇う余裕がないらしく、丁寧に断られた!二人が店を出て歩いていたら、後ろから「お〜い」と声した振り返ったら先程の女将さんだ、走って二人の元へ来て近くに知り合いの寿司屋があるから今から一緒に行かないかと声をかけてくれた!二人は迷わず「お願いします」と応えた!今から向かう寿司屋こそが、ゆうじと孝依に、社会の厳しさを教えてくれた店である!元祖寿司!回転寿司屋である!初めて働く孝依は戸惑いを隠せない、ゆうじも飲食店は初めてでオロオロしてあた、だが店長は二人の事情を聞き快く引き受けてくれた、薩摩の女将に二人は深く頭を下げありがとうございましたと、礼をした・二人は明日から初仕事だ!二人が寝泊まりする所は休憩所だ「四畳半の小さな部屋」だ!だか、二人は嬉しかった雑な部屋ではあったが、布団などは店長が全て準備してくれた!店長は二人に向かいこう言った、「お前達は人徳を持っている」だから俺と巡り逢ったと、二人はアッケにとられた、その言葉を言って店長は部屋を後にした

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