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約束?

[326]  かおたか  2006-09-30投稿
‡海‡
波の音が聞こえる
砂浜に座っている二人

由紀>約束だよ

太一>ああ

由紀>絶対だよ、絶対!

太一>ああ



‡稽古場‡

稽古中、腹部に急激な痛みが襲う
太一>っつう(痛)!

隼人>どうした?

腹部をおさえている太一

太一>いや、何でもない。多分昨日食べたやつがアタッたんだと思う

隼人>ハハッ!食い意地が張ってるからなお前。少しは気をつけろよ

太一>わーってるよ!さ、そんなことより稽古、稽古!

痛みを感じつつも稽古を始める

‡翌日‡
痛みが治まらないので心配になり病院へ。検査を受ける。

稽古があるため急いで向かう。

太一>思ったより長引いたな。遅刻だよもう!

ドアを開けるや否や団長の怒鳴り声が聞こえる

団長>こら!おそいぞ!!

太一>すみません。ちょっと病院へ行ってたもので

団長>病院?

太一>ええ。まあ大したことないっスよ。このとおりピンピンですし

学>お前頭オカシイからな。これでちっとはマシになれば良いけど

頭をかきながら太一は言う

太一>勘弁してくださいよ〜

一同>ハハハハハ

団長>理由はどうであれ、遅れたのは事実だ。罰として皆の飲み物を買ってこい

隼人>お前の奢りでだぞー!

太一>そんなぁ↓↓

‡検査結果の日‡

検査結果を聞き病院から出てくる。歩いてアパートへ向かう。しばらく歩くと近所の公園へ辿り着く。ベンチに座る太一。医師との会話を思い出す

医師>検査結果がでました

太一>はい

医師>身内の方を呼んで貰ってよろしいですか?

太一>そんなにヒドイんですか?

医師>身内の方の御協力も必要となると思いますので

太一>…身内はいません。幼くして父、母は亡くなりましたから。兄弟もいません

緊迫した空気が流れる

医師>そうですか。今から言うこと…、気を落ち着かせてしっかりと聞いて下さい。アナタは膵臓(すいぞう)ガンを患っています

衝撃が走る

太一>膵臓ガン?!

医師>ええ。膵臓ガンです。進行はかなり進んでいると思われます
動転する太一

太一>手術すれば治るんですよね?

医師>早期の発見であれば完治することはできたかも知れません。しかしここまで全身に拡がっているとなると…

太一>そ…そんな…最近なんですよ。痛みだしたの…

【約束?に続く】

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