携帯小説!(PC版)

約束?

[339]  かおたか  2006-09-30投稿
太一>別に。最近デートらしいデートしてないなぁと思ってさ。乗り気じゃないなら辞めるけど?

由紀>行く!絶対行く!

太一>んじゃ明日駅前に10時で宜しく!

由紀に敬礼をする

由紀>了解であります

太一に敬礼を返す

由紀>じゃあ明日♪楽しみにしてるからね♪

太一>おう!

由紀の後ろ姿を見送る

太一、踵を返し自宅へ。その表情は何かを決意している

‡翌日‡

先に来てたのは太一

由紀>おっはよー。珍しく早いじゃん!

太一>何だよ。珍しく、って!

由紀>だって今まで待ち合わせして時間通りに来たことないじゃん?

太一>そうだっけ?

由紀>そうなの!

太一・由紀>ハハハハハ

太一>では行きますか!

由紀>うん!

遊園地→カラオケ→夕飯

‡帰り道‡

由紀>あ〜久々にハジケた!また来ようね♪

太一は立ち止まり、沈黙

太一>…

由紀>どうかしたの?

沈黙

太一>別れよう…

由紀>なぁに?フザケてんの?

太一>フザケてこんなこと言えねえよ

由紀>なんで…?

沈黙

太一>劇団の中にさ、恵って居るじゃん?俺、そいつのこと好きになっちゃってさ。コクったんだ。そしたらOKもらえて…

由紀>う、嘘…!

太一>本当だ

由紀>だって… だって…みんな家族みたいなもんだって言ってたじゃない!

太一>…

由紀>信じない。あたし信じないから!

太一にすがる由紀。しかし非情になり、突き放す。

太一>わかってくれ。俺はお前と別れてそのコと付き合うんだ。お前には恋愛感情はない。もう好きじゃないんだ

由紀、堪らず泣き崩れる

由紀>ヤだよ…ヤだよ…別れたくないよ…

太一、その場を去る。表情は哀しみに満ちている

彼女の泣き声が響きわたる

‡稽古場(翌日)‡

太一と劇団員のメンバーが話し合っている。

張りつめた空気

先ず口を開いたのは太一

太一>申し訳ないんスけど俺、今日限りで退団しますんで

一同驚く

団長は静かに聞いている

学>は?何言ってんだよお前?!

隼人>そうだよ何言ってんだよ!

恵>どーせ、いつもの冗談か何かでしょ?

太一:俺、本気だから

直子>ちょっと勝手なこと言わないでよ!

立ち去ろうとする太一

団長>来いっ!!

太一の腕を掴み部屋を出る

太一>ぃててて…って放してくださいよ!いッたいなぁ

団長>俺はこの劇団の団長だ

【約束?に続く】

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