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Soul City No.27< 指令 >

[270]  05yR  2006-10-03投稿

「・・まぁ、おふざけはここまでだ」
心が真顔でそう言った瞬間に部屋のドアが開いた。入って来たのは瀬黄と真紅。
「やっと目を覚ましたのか。真紅あれを」
瀬黄が真紅に合図をすると、真紅はベッドに近づき、良がかぶっている布団を捲ると良の胸に手をあてた。
「ん??・・何だよ??」
「すぐに済む。黙っていろ」
「はっ??・・・くっ!!!!」
いきなり良の体には激痛が走った。
「てめぇ・・何しやがった・・げほ・・げほ・・」
良が咳をすると口からは血が流れて、良は口元を押さえた。
「今お前の胸に打ったのは、体力増幅剤だ」
「・・何の・・為にだよ」
「それは俺から説明しよう」
瀬黄は目を細め笑いながら良を見た。
「今日の訓練の様子を見させてもらった限り、お前が1番成長が早いようだ。だから体力を増幅させ、この1週間出来る限りの訓練をお前にはしてもらう。そして1週間後にお前に指令を与える」
「指令??指令って何の??」
「それは後々説明させてもらう」
「・・それって俺1人なのか??」
良は少し不安気に瀬黄を見た。
「お前の次に成長の早かった玲にも体力増幅剤を打ったから、玲と付き添いで心と一緒に言ってもらう」
「・・分かった」
「なら、今から自分の部屋へ向かえ」
「自分の部屋??」
良が首を傾げると、横から心が肩を叩いた。
「案内係は俺」
心がそう言うと良は布団から出て立ち上がった。
「明日は朝の6時にホールへと集まれよ」
良は黙って頷き心と一緒に部屋から出ていった。


「おい心!!部屋って??」
「ああ、お前達には1人1部屋の部屋を与えるからそこは好きなように使えばいい」
「ふ〜ん。・・・・あっ!!!!」
良はいきなり大きな声をあげてたち止まった。心は振り返り良を見た。
「どうした??」
「剣・・俺の剣は!!??」
「何だ・・レッドティアーならお前の部屋に置いてあるよ」
「そうか・・よかった」
良は安心して笑うと、また心の隣を歩きだした。



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