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Oracle:06-2:成り行きと運命

[283]  ガレック  2006-10-05投稿
第6ディメット暦187年13月24日
〜ギューオレス帝国の玄関・サフニス〜

リオン「はぁ、はぁ、はぁ、おい!おめぇ!」
Xerox剣士「は、はい!」
リオン「何で俺を斬らねえんだ!」
Xerox剣士「へ?」
リオン「俺はお前の仲間を今まで何人も殺してきたんだ、そいつを生かしておいたらどうなるか見当はつくだろ。」
Xerox剣士「いいんです、もうXeroxを抜けますから。」
エルク「僕はエルクと言います、是非あなたの旅に同行させてください。」
リオン「・・・・・・・まぁ、抜け出した奴がどっかで犬死にするのは目に見えてるからな。
 俺は・・・・・・」
エルク「リオン、リオン・ライオット」
リオン「!!」
エルク「一応Xeroxの大罪人として覚えさせられましたから。」
リオン「じゃ、早いうちにこの町からずらかるか!」
エルク「あ、このかっこうじゃあちょっとあれなんで着替えてきます。」
リオン「分かった、町の外で待ってるぞ。」
エルク「はい!」

こうして、新たなる仲間エルクが加わりました。
ただ、人を斬る勇気が無くて何で剣士になったんだろ?

〜サフニス・カレトルス間街道〜
エルク「お待たせしました。」
リオン「よし!行くとすっか。」
エルク「で、どこにですか?」
リオン「あ、そうだった。え〜と、最終目的地はニューデフシカだ。」
エルク「ではカレトルスやエルゲックを経由する必要がありますね。」
リオン「あ、あぁそうだな。」




第06-2話『成り行きと運命』完

【人物図鑑】
【名前:エルク・アインハルト】
【年齢:17歳】
【職業:剣士】
【身長:168?】
【体重:59?】
【服装:濃い緑色の上着の肩に簡単な鎧が着けてある。ズボンは焦げ茶のパンツ】
【頭髪:肩まである赤色の髪を後ろで1つに括っている】
【備考:少し気弱な剣士。ただ、剣の腕は相当立つ。Xeroxには無理矢理入れさせられたらしい。】
【地理事典】
【名前:カレトルス】
【備考:ギューオレス帝国の魔術都市。余所者には閉鎖的で、あまり会話をしたがらない。だがサリュトスへ行くための重要な中継点でもある。】

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