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(続-.-)y-~~~ 終

[657]  森田  2006-10-07投稿
昼休み


午前の気だるい授業を終えて昼飯だ。


さて、屋上行くかな。

博一『よぉ貴博。今日女の子と遊ぶ約束取り付けたんだぜ!この幸せ、お前にも分けてやりたいよ』


貴博『ん?何か言ったか?俺これから石倉と飯なんだけど』


博一『…オイ!一発殴って良い?』


貴博『別にいいが、殴り返すぞ』


博一『やだね!前お前に殴られて歯抜けたの、忘れてないからな!』


貴博『ありゃ自業自得ってもんだろ』


と、コイツの相手をしている暇はない。早く行かねば。






屋上


屋上の隅、いわゆる入口からの四角に叶呼がちょこんと座っている。


貴博『よぉ石倉』


叶呼『ん?あぁ野中』

気のせいか、叶呼の顔がほのかに赤い。


貴博『どうしたよ。顔が赤いぞ?風邪か?』

叶呼『え?顔赤い?…風邪じゃないよ』


貴博『………』


なんか様子がおかしい。


昼休みの屋上。頬を赤らめ見つめ合う…二人の男女。


これはまさか…。


叶呼『ねぇ、貴博…』

貴博『は、ハイ?』


名前で呼ばれて思わずすっ頓狂な返事をしてしまった。


叶呼『私を…』


俺は喉を鳴らす。


叶呼『助けて』





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