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窓際おやじーず

[310]  親父  2006-10-07投稿
第一話親父登場
居酒屋ののれんが開く
客「鳥か、飛行機か、いやバーコードだ」
五人のバーコード親父がよこ一列に並んで入場してきた。
親父1「私の名前は五日 禿田(いつかはげた)マスターいつもの席を頼む。」
親父2「生五だ。」名前は奴葉 線(やっぱせん)
親父3「今日も疲れましたな」名前は園内 鶴田(そのうちつるだ)
親父4「部長のやろうあんなにおこらなくてもいいのに」名前は愚痴 雄三(ぐちゆうぞえ)       親父5「まぁまぁ今から飲むんですから」名前は際 弱井(きわよわい)
五人はいつもの一番奥の窓際にすわりおしぼりで頭と顔をふき、まずはバーコードチェック!
際「今日も愚痴さんにはヒヤヒヤしましたよ。部長の聞こえる所でいつか殺してやるなんていうんですから。」
愚痴「えっ聞こえてたんですか、いってくれればいいのに」
園内「いやー、あれはいえませんよ。同罪とおもわれるじゃないですか」
愚痴以外「くわばらくわばら。リストラ反対」
いつものように会社の愚痴を言いながらビールを飲む。ただし一杯のみ。おつまみなし。それだけで一時間過ごす彼らの戦いはこれから始まる。
ラウンド1 ファイト!
伝票ファイトだ

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