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愛に餓えしもの第二話

[553]  Ryu  2006-10-08投稿
18:00京一は自分の部屋で勉強しながら学校でのいじめについて考えていた。
『なんで俺ばっかりこんな目に合うんだ…顔がみんなと違うからって。』
京一は見た目はともかく実際はハーフではないのだ。親は両親とも日本人でしかも、家系にも一人も外国人はいないのである。なので隔世遺伝ということもあり得ない。
『くそ!全部アイツのせいだ!あんな奴消えてしまえばいいのに…」柏木はそ時自分の家でテレビのニュースを見ていた。夕方ニュースを1時間だけ見ることが彼の日課だった。ニュースは先月米軍基地で起きた 手榴弾の紛失事件件について報じていた。
21:30京一は駅前の塾の講義が終わり自分の家へと家路を急いでいた。 その時、一つ家の周りをパトカーと救急車、消防車そしてたくさんの野次馬が取り囲んでいたよく見るとその家は柏木の家だということに京一は気が付いた。
「あの〜何があったんですか?」
と京一は近くにいた男性に聞いた。「荷物が爆発したんだよ。1時間位前、爆発音がして駆け付けてみたら宅配便の配達員の人と男の子が…無残だった。あの姿は…」
京一はその時少し複雑な気持ちになった。『奴が死ぬなんて…消えては欲しかったけど。死ぬのは…』
その時京一の携帯が鳴った。自宅から電話がかかってきたのだ。
「もしもし京一今どこにいるの?」
「柏木の家の前だよなにか事件があったみたい。」

「そうなの…早く帰ってきてね。」 家に帰って来ると家の前にパトカー3台が止めてあった。京一はなんだろうと思いながら家に入った。
「ただいま。母さん。一体何があったの?」

「京一!さぁ早くリビングに来なさい。」
京一はリビングへ入った。するとそこには京一が知らない男がいた。「君が京一君だね。私は秋原警察署の西川という者だ。今日は君に聞きたいことがあってきたんだ。」

「すいません。聞きたいことってなんですか?」

「君も知っていると思うが君の同級生の柏木憲護君が事件に巻き込まれたんだが事件が起こったその3時間前と事件の起こった後に彼の携帯電話にこんなメールが届いていたんだよ。」
一つはさっきのメールが、そして後から送られたメールの内容がこうだ。
ギャハッハ! 俺の恨みの力をみたか!爆発でオメェの顔はメチャクチャだ!笑えるな(・∀・)次は中島の糞野郎だ 013

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