ディフェンド? ”破れぬ誓い” 49
煙の中からは、地面にあいた穴の中心に立っている啓吾の姿があった。その姿を穴の外から見下ろすように翔が見ていた。
「まだあんな力があったのか・・・」
翔はあの攻撃を間一髪で避けたのだ。死に掛けていた奴が、いきなりこんな力を発揮するなんて思ってみなかっただろう。
「!」
啓吾の目つきがキッと変わった。そして、物凄い勢いで翔の方に飛んできた。啓吾は空中で拳を構えて思いっきり振った。その拳は無防備だった翔の頬に当たった。
「くそっ!」
翔は、啓吾の顔面に向かって次々に拳を振っていく。でも、その全てを啓吾に軽々とかわされてしまった。
ドカッ・・・
「うっ・・・」
翔のみぞおちに啓吾の拳が入った。翔は腹を押さえてその場に倒れこんだ。
「御前・・・。俺が仲間の姿でもなんで、動揺しねぇんだよ・・・」
翔は、小さく咳をしながら言った。
「そりゃ、動揺するさ」
「じゃぁ・・・、何で・・・」
その言葉を聞くと、啓吾は鼻で笑って言った。
「約束したんだよ。晶を倒すって。仲間と誓った約束は破れないしな」
「・・・」
「敵がどんな姿でも、仲間との約束がある限り俺は戦う」
すると、翔はゆっくりと起き上がって言った。
「行けよ」
「は?」
「晶様を倒すんだろ・・・」
その言葉を聞いて、啓吾は少し驚いた。
「いいのかよ。そんなこと言って」
「いいんだよ。俺はもぅ戦えない」
と、翔が言うと啓吾の目の前に扉が現れた。
「じゃーな」
啓吾は、翔に向かって言った。翔は薄く笑っていた。啓吾は、扉を開けた。まぶしい光がそこにあった。
啓吾VS翔
○ ×
「まだあんな力があったのか・・・」
翔はあの攻撃を間一髪で避けたのだ。死に掛けていた奴が、いきなりこんな力を発揮するなんて思ってみなかっただろう。
「!」
啓吾の目つきがキッと変わった。そして、物凄い勢いで翔の方に飛んできた。啓吾は空中で拳を構えて思いっきり振った。その拳は無防備だった翔の頬に当たった。
「くそっ!」
翔は、啓吾の顔面に向かって次々に拳を振っていく。でも、その全てを啓吾に軽々とかわされてしまった。
ドカッ・・・
「うっ・・・」
翔のみぞおちに啓吾の拳が入った。翔は腹を押さえてその場に倒れこんだ。
「御前・・・。俺が仲間の姿でもなんで、動揺しねぇんだよ・・・」
翔は、小さく咳をしながら言った。
「そりゃ、動揺するさ」
「じゃぁ・・・、何で・・・」
その言葉を聞くと、啓吾は鼻で笑って言った。
「約束したんだよ。晶を倒すって。仲間と誓った約束は破れないしな」
「・・・」
「敵がどんな姿でも、仲間との約束がある限り俺は戦う」
すると、翔はゆっくりと起き上がって言った。
「行けよ」
「は?」
「晶様を倒すんだろ・・・」
その言葉を聞いて、啓吾は少し驚いた。
「いいのかよ。そんなこと言って」
「いいんだよ。俺はもぅ戦えない」
と、翔が言うと啓吾の目の前に扉が現れた。
「じゃーな」
啓吾は、翔に向かって言った。翔は薄く笑っていた。啓吾は、扉を開けた。まぶしい光がそこにあった。
啓吾VS翔
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