‐Blood‐05?目
第03章「誓い」
あの日ルキがゲインの手を取ってから9年の月日が流れた。
ルキは18になり、一人前の空賊になっていた。
第01話「それぞれの気持ち」
「アイツはドコだ??」
1人の男は長身の女の肩を掴んだ。
「地下の射撃場だと思うけど??」
「射撃場??」
「最近銃にも興味あるみたいよ」
「・・・分かった」
「私も行くわ」
男と女は地下へと行き、分厚い鉄のドアの前に立った。ドアは自動で横に開いた。
パン!!パン!!パン!!
銃の弾は的確に的を捕えた。
「相変わらず上達が早いわねルキ」
「ミズキとシュウか」
ルキはゆっくりと振り返り2人を見ると、すぐにまた的めがけて銃を構えた。
「おいルキ」
シュウはルキの肩を強く掴んだ。
「シュウ離せ」
「お前がちゃんと話をするなら離してやる」
「・・はぁ・・分かったよ」
ルキは銃を置いてソファーに座った。シュウはルキの前に立ち腕をくみルキを睨んだ。
「お前また町中で騒を起こしたのか??」
「何の事だ」
「誤魔化すな。町中で野党達を殺したんだろ!!」
「・・それがなんだと言うんだ」
シュウはルキの胸ぐらを掴んで壁に押し付けた。
「ここにいる以上俺達は仲間で家族なんだ!!父さんがいつも言ってた言葉だっ!!!!勝手な騒や無責任な行動はよせっ!!」
「じゃあ・・じゃあ野党達を見過ごせばいいのかよ!!??」
「・・お前は過去に捕われすぎなんだ。過ぎたことはもう忘れろ」
シュウは射撃場から出て行った。ミズキは心配そうにルキを見て、ルキの隣に座った。
「ルキ・・シュウを許してあげて。もうゲイン隊長がマリアを下りてから半年が立つわ。・・シュウは不安なのよ」
「分かってる。・・でも俺は・・・」
「・・私はもう行くわ」
ミズキは立ち上がり射撃場から出て行った。
:キャラ説明:
[名前:ルキ][年齢:18][身長:178][髪型:銀髪の髪を無造作に立てている][服装:黒のズボンに首まで隠れる黒の服。上には白いロングコートを着ている][武器:ガンハート。剣に銃がついていて、剣と銃の2つのを1つにしたシルバーと黒で彩られた大きな剣][詳細:9歳の頃家族を野党に殺され、ある空賊の隊長ゲインに拾われ、空賊となった]
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