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太陽と君

[500]  鷹橋 美喜  2006-10-13投稿

「ここでちょっと待っててね。」

かあさんが言った。

「うん。」

ずっとまった。

あの思い出の公園で・・・。

「まだかな〜。」

ずっとずっと待ってもかあさんの姿は見えない。


そう・・・僕は捨てられたんだ。

なぜですか?

     僕がなにかしましたか?

僕は一人ぼっちになりました。

かあさんのいった「ちょっと」はいつになったら終わるんだろう。

なんでまだ来てくれないんだろう。

まだ年長さんの達也にはまだ分からなかった。


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