たっちゃんの夢
『由里香、俺な夢が見つかったんだ』教室で本[漫画]を読みながら言った。 『えっ、たっちゃんに夢が??ってか、たっちゃん夢が今までなかったの』 私は、ビックリした顔で言った。たっちゃんは、嬉しそうな顔で・・・『あぁ』 私とたっちゃんは、幼なじみで昔からよく遊んでた。今年に入って、たっちゃんが告白して付き合いはじめた。けど私はあんまりたっちゃんが好きじゃなかった。『なぁ、由里香!俺の事嫌いか??』 『えっ!!なっ何言ってんのありえん、ありえん』 『そうか・・・』 “どうしたんだろう?急に何かアッタノカナ” 『どうしたの?たっちゃん?何かあったの??』 『いや、何でもない。今日俺の家に来るか??母さんが渡したいものがあるんだと』 『行く行く絶対。早く行こ』“やったー、あの人に会える!!!!” 『じゃ、行くか。早く帰る準備しな』 『わかった、急いで用意する』私はあの人に会えるから、かなりはしゃいでた。ボソ『由里香も、兄の事が・・・』 『エッ、何?』『いや、行くか』『うん』その時のたっちゃんの顔は少し涙目だった。
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