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ケモノミチ―

[312]  S.  2006-10-16投稿
あの日遠くでぼんやり光る―\r
あの愛しい月―\r
俺はあの月を見るたび心が和む―\r

仲間はもういない いなくなっちまった―\r
もうみんなで吠える事すら叶わない
仲間は立派に戦い 死んでいった―\r

俺の妻も―息子‐娘みんな―家族

あの‐ケモノミチニ消えて行った―\r
俺はもう....永くはない―\r

血が出過ぎた―\r


今日も見上げれば あの満丸い月が―\r

美しい丘からサンサン照らし続けている―\r


オレハ・・・ニンゲン・・・・ガ・キライダ・・

ハシリ・・タイ・
そこには―一匹の白い獣が死んでいた―\r

かつては・・この山を制して―いた頭狼である―\r

彼もまたケモノミチ―に旅だった―\r
孤高な戦士の最後は―\r

満月が輝き―流れ星が絶えない不思議な夜だった―\r


空には微かに―筋があったあれが―ケモノミチというものだろう―\r


人間の私には―\r
アマノガワのことらしいと―\r

今でも思っている


2006/10/16・・・

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