マウス城
カシャカシャと音を起てながら兵士はやってきた。
肩までかかる黒い髪に黒い眼。おんぼろだが、手入れの行き届いたメットと、全身を守るアーマーに身を包み、背中に小振りな剣を背負っている。
「カエデさん!盗賊ですよ!」
執事が言った。
「と、盗賊!?マークリさん!後ろへ!ここは私が!」
カエデと呼ばれた兵士…どうやら女性のようだ。
「ちょっと待ってっ俺はユータ!王国から来た見習い騎士なんだって」
慌てて両手を上げる。
「そうなのですか?」
執事…マークリが警戒したように尋ねてくる。
「ホント?!!だから剣を下ろしてくれない?」
油断なく剣を構えたカエデを注意しながらマークリにお願いしてみる。
「………カエデさん…剣を下げてください」
「よろしいんですか?」
「はい……ユータさん、何故このマウス城へ?」
「今日付けで配属されました。」
「なるほど…その王国の服ではめちゃめちゃ騎士丸出し…村人に混乱を招くかもしれません…」
王国騎士!!丸出しの服を見ながら首を傾げた。
「でも、服はこれしか…」「では、服をお貸しします…ついてきて下さい」
すっと歩いていくマークリを慌てて追い掛けて行った。
肩までかかる黒い髪に黒い眼。おんぼろだが、手入れの行き届いたメットと、全身を守るアーマーに身を包み、背中に小振りな剣を背負っている。
「カエデさん!盗賊ですよ!」
執事が言った。
「と、盗賊!?マークリさん!後ろへ!ここは私が!」
カエデと呼ばれた兵士…どうやら女性のようだ。
「ちょっと待ってっ俺はユータ!王国から来た見習い騎士なんだって」
慌てて両手を上げる。
「そうなのですか?」
執事…マークリが警戒したように尋ねてくる。
「ホント?!!だから剣を下ろしてくれない?」
油断なく剣を構えたカエデを注意しながらマークリにお願いしてみる。
「………カエデさん…剣を下げてください」
「よろしいんですか?」
「はい……ユータさん、何故このマウス城へ?」
「今日付けで配属されました。」
「なるほど…その王国の服ではめちゃめちゃ騎士丸出し…村人に混乱を招くかもしれません…」
王国騎士!!丸出しの服を見ながら首を傾げた。
「でも、服はこれしか…」「では、服をお貸しします…ついてきて下さい」
すっと歩いていくマークリを慌てて追い掛けて行った。
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