Oracle:12-2:農業の街エルゲック
第6ディメット暦187年14月02日
〜農業の街エルゲック〜
「……………きな………ン、……おき………リ……。」
「ン"〜ヴ〜」
「リオン起きろぉーー!!!!」
「うっわぁーー!!」
………小1時間レイラがリオンに説教してたんですが、まぁ大した問題にはならないでしょう。
《ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ》
「……どれだけ続けばレイラも気が済むんでしょうかねぇ?」
「まぁ気長に待ちましょうぞ。」
「そうですね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あぁ〜ヒドイ目に合った〜。」
「まったく!自分が寝坊するのがいけないんでしょ!!」
「ま、まぁまぁ。落ち着いて。」
「ん、あれはなんぞや?」
「それどころではないですよ、禅煌さん!」
「いや、何が在ったようでござる。」
『タッタッタッ』
「あ、行っちまった。」
「仕方ないわね。ついて行きましょ。」
「何事でござるか?」
「いやね、最近盗賊が頻繁に出没しててねぇ。義勇軍を募る事になったらしい。あんたらも入りたいなら、エルゲックの責任者のガーデナ夫人を訪ねな。」
「……だそうな。如何致す?リオン殿?」
「まっ、人助けも悪くはねーんじゃねーの?」
「じゃあガーデナ夫人を訪ねてみましょう。」
〜エルゲック責任者 ガーデナ夫人の家〜
「なるほど、わかりました。
義勇軍の出発は明日ですから、それまでに準備を整えてください。」
「じゃあ各自自由行動にしないか?」
「良いですな。」
「悪くないんじゃない?」
「賛成です。」
「じゃあ夕暮れまでに宿に集合な。」
「………なぁエルク、剣の練習付き合ってくれないか?」
「どうしたんです突然。」
「いや、盗賊って街の人に聞いたら何十人もいるらしくてな。」
「大丈夫ですよ、グレンの剣を受け止められるなんてそう簡単なものではないですから。」
「…………そうか……………」
第12-2話「農業の街エルゲック」完
【人物図鑑】
【名:ガーデナ・カクタス】
【年齢:非公表】
【身長:160?】
【体重:非公表】
【備考:エルゲックの責任者。夫は3年前に事故で帰らぬ人となっている。かなりの肝っ玉母ちゃんだったりする。】
〜農業の街エルゲック〜
「……………きな………ン、……おき………リ……。」
「ン"〜ヴ〜」
「リオン起きろぉーー!!!!」
「うっわぁーー!!」
………小1時間レイラがリオンに説教してたんですが、まぁ大した問題にはならないでしょう。
《ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ》
「……どれだけ続けばレイラも気が済むんでしょうかねぇ?」
「まぁ気長に待ちましょうぞ。」
「そうですね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あぁ〜ヒドイ目に合った〜。」
「まったく!自分が寝坊するのがいけないんでしょ!!」
「ま、まぁまぁ。落ち着いて。」
「ん、あれはなんぞや?」
「それどころではないですよ、禅煌さん!」
「いや、何が在ったようでござる。」
『タッタッタッ』
「あ、行っちまった。」
「仕方ないわね。ついて行きましょ。」
「何事でござるか?」
「いやね、最近盗賊が頻繁に出没しててねぇ。義勇軍を募る事になったらしい。あんたらも入りたいなら、エルゲックの責任者のガーデナ夫人を訪ねな。」
「……だそうな。如何致す?リオン殿?」
「まっ、人助けも悪くはねーんじゃねーの?」
「じゃあガーデナ夫人を訪ねてみましょう。」
〜エルゲック責任者 ガーデナ夫人の家〜
「なるほど、わかりました。
義勇軍の出発は明日ですから、それまでに準備を整えてください。」
「じゃあ各自自由行動にしないか?」
「良いですな。」
「悪くないんじゃない?」
「賛成です。」
「じゃあ夕暮れまでに宿に集合な。」
「………なぁエルク、剣の練習付き合ってくれないか?」
「どうしたんです突然。」
「いや、盗賊って街の人に聞いたら何十人もいるらしくてな。」
「大丈夫ですよ、グレンの剣を受け止められるなんてそう簡単なものではないですから。」
「…………そうか……………」
第12-2話「農業の街エルゲック」完
【人物図鑑】
【名:ガーデナ・カクタス】
【年齢:非公表】
【身長:160?】
【体重:非公表】
【備考:エルゲックの責任者。夫は3年前に事故で帰らぬ人となっている。かなりの肝っ玉母ちゃんだったりする。】
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