シリウス 9
声と言うよりも、頭に直接響くように聞こえた。
「何なんだお前は!」
あまりに唐突のことで驚いた自分は、それに怒声を浴びせる。しかし、それは怒声を聞いてもたじろきもせず、さも五月蠅ぇなぁと言わんばかりに耳をかく。
(何なんだ、だと?何言ってやがる。オレはオマエだ。) それから返って来たのは思いもよらない答えだった。その答えが更に自分の逆上を呼んだ。
「オレはオマエ?何ワケの解らないことを言ってるんだ!!」
さっきよりも激しい口調で怒鳴る。すると、灰色より濃い色のそれは、冷静な声で言った。
(だから言ってんだろーが。オレはオマエだってな。)
「何なんだお前は!」
あまりに唐突のことで驚いた自分は、それに怒声を浴びせる。しかし、それは怒声を聞いてもたじろきもせず、さも五月蠅ぇなぁと言わんばかりに耳をかく。
(何なんだ、だと?何言ってやがる。オレはオマエだ。) それから返って来たのは思いもよらない答えだった。その答えが更に自分の逆上を呼んだ。
「オレはオマエ?何ワケの解らないことを言ってるんだ!!」
さっきよりも激しい口調で怒鳴る。すると、灰色より濃い色のそれは、冷静な声で言った。
(だから言ってんだろーが。オレはオマエだってな。)
感想
感想はありません。
「 紫炎 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。