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扉のむこう 〜呼ばれて〜

[564]  奈海  2006-10-22投稿
四人は少し怒りながら教室へと戻っていた。


「まじうざくねぇ?鬼越のやつ」

「まぁ・・ねぇ。しょうがないよ」


「なんかきになったんだけど」


少し顔色を変えて大和がいう。

「どうしたの???」


「あのな、本のこといったらさ、先生の顔色が一瞬かわったんだ。それが気掛かりで」


「あ〜。たしかにかわってたよね。どうせくだらないとかおもってただけでしょ」


美樹はそれほどきにしていないように言った。


「まあ気にしなくてよくね?」


千夏はめんどくさいので軽く流す


「いっか!まあどうせ『くだらない』だもんな」


三人はプラスに考えていたが、和成だけはそう考えることができなかった。




「草野ー。草野はいるか?」


「あ、岩崎先生」


*岩崎優
優しくて頼りになる先生。唯一鬼越と仲が良い先生


「ちょっときてくれないか?」


「わ、わかりました」


そういうと草野は岩崎と一緒にどこかへ行った。


「なにがあったんだろうな?」


「まあどうでもいいじゃん?」


「そうだな」



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