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あの夏の続き第7話 語られる真実 上

[721]  龍角  2006-10-22投稿
7月26日朝8時。瑠美は伝えられた真実を信じられずにいた。

瑠美「嘘でしょ。ねぇ!嘘と言ってよ!!」

敬治「嘘ではないんだ…あかねはショック死してしまったんだ!!大量出血らしい。」

瑠美「嘘よ…何であかねがこんな目に…」

「ガッチャ!」
アレックスが病室に入って来た。 アレックス「時間だぞ。」
敬治「わかっている。いいか瑠美これからこちらのアレックスさんが大事な話をする…俺は竜也の所へ行くから。よく話を聞くんだぞ。」

そう言うと敬治は病室から出て行った。





午前9時。敬治は竜也の病室に来ていた。
竜也「何だ親父?大事な話って?化け犬の事?」
敬治「それもそうだが一つ竜也に隠していた事があってな。」

竜也「何?隠していた事って?」

敬治「それは後で話す。まずはあの犬の事だ。突拍子のない事だがこれから話す事は全て事実だ。」

竜也「わかった。話して。」

敬治「今日未明お前達を襲った犬は普通の犬じゃない。それはわかるな?」

竜也「あぁ、それはわかる。蹴り入れても包丁で刺しても倒せなかったし。それにメチャクチャ強い。」

敬治「鉄の様に硬い皮膚、そして脅威的な身体能力…奴らは人工的に作られ生物なんだ。」
竜也「作られた?」
敬治「お前も世界史なんかでやったと思うがアメリカはアインシュタインの進言により核兵器の開発を始めた。そして戦後世界の大国は一斉に核兵器の開発に踏み切った。そして同時に放射能の人体への影響についても研究を始めた。その良い面が現在の原爆症の治療に役に立っている。しかし悪い面が竜也達を襲ったあの化け物を生み出した。」

竜也「あれ?でも放射能と化け物って何か関係があるのか?それに大体なんでそんな事親父は分かるんだ?」
敬治「早まるな。取りあえずその話しは後だ。放射能により人為的に突然変異を起こさせることにより。良くも悪くもその生物の身体に変化を与える。この変化を応用して作られた生物のことを総称してアトムボーイと呼ぶ。」

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