携帯小説!(PC版)

無題39

[278]  しま  2006-10-22投稿
そろそろ、ここを出ていかなければならない。         尚吾の家を出て3日。お店で会っても、尚吾は何も言わない。何も聞いてこない。あたし、悪いことしてるのかな…。そういう気持ちもありつつ、でもサトルへの気持ちは募る一方だ。       「ねぇ、尚吾は俺のこと何て言っているのかな?」       「うん…。まだ、時間が必要みたい。」  「そっか…。やっぱ、ダメなのかなぁ。」 そうかもね。そう言いたかった。尚吾のことなんか忘れてよ。でも、そんなこと言えない。                   つづく…

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