安いバイク其の六
僕は松葉杖をつきながらこっそり病院を抜け出した。そして、玄関で煙草に火をつけながら考えごとをしていた。「あの男絶対……」プップー… 仲間が軽トラのクラクションを鳴らす。『どーしたんだ?お前そんな焦って。』「ワケは、今から行く場所に行けば分かる。」『なんかよくわからんけど行くか!』そして仲間はバイクをもつ。しかし、一人じゃ辛いので俺は怪我をしてない腕でサポートをした。そして、軽トラを発進させた。『んで、どこへ行くんだ?』「…………○○サイクルだ」そして軽トラで走ること二十分、、目的地に着いた。そして店のドアを開けようとするが鍵がかかっている。よく見ると貼り紙が貼ってありこう書かれていた。 《しばらくお休みさせていただきます。》 ん?俺は何か嫌な予感がした……。「おい!峠に向かってくれ!」『?‥わかった!』そして、軽トラをとばす。こっからとばして三十分だ。間に合うだろうか?いや、間に合わせるしかないだろう。何故なら、俺の予測が外れていなければ一人の人間の命がかかっているからだ。「もっととばせないのか?」『めいいっぱいのスピードだ!!!』俺はひたすら祈った。間に合うだろうか…?
感想
- 4670: 続きが気になる!(>。<) [2011-01-16]
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