(-.-)y-~~~長い夜?
貴博『そうか…』
多少無駄もあったが実に分かりやすい説明だった。
博一『それで、お前は何があったんだ?』
そういや説明してなかったな。
貴博『それが…』
俺は博一に今日あったことを全て話した。
望の件は伏せてな。
今は午前二時。
本当は昨日の話になるな。
博一『…マジ?』
貴博『あぁ。ただの変態って訳じゃなかったぞ』
刀の扱いも随分と手慣れてやがったし。
貴博『正直…これは警察に相談したほうが…』
博一『それは無理だな』
さも当然のように博一が俺の言葉を遮った。
博一『石倉さんが両親と離れて暮らしてるのは知ってるか?』
知る訳がない。
貴博『いや、当然知らない』
博一『母親は三年前に他界、父親は世界的に活躍するバイオリン奏者。ツアーを行うほどの人気があって、現在は海外で生活してるらしい』
それで親には相談できないと…。
貴博『だったら警察に行けって――』
博一『親がそんな忙しい生活送っているから心配させたくないらしい。俺も結構言ってみたんだがね』
貴博『………』
年頃の少女だから、親の重荷にはなりたくない。
我が儘かと問われればそうだと断言できる。
しかしまぁ…理解出来ない話でもない。
貴博『警察に相談しない理由はだいたい分かった』
だが一つ疑問がある。
貴博『叶呼がそこまで話したのか?』
博一『いや、石倉さんは親の重荷にはなりたくないってくらいしか』
貴博『じゃあなんでお前がんなこと知ってんだよ』
さすがに今のは把握しすぎの説明だったぞ。
博一『ぐふふふふ…』
博一は得意げに顎に手を添え『ぐ』が無ければ不敵な笑いとも言えたであろう…とりあえず不気味に笑っている。
博一『俺は、学校の女子の個人情報を全て把握している!』
なんだコイツ、キモイぞ!
俺じゃなければ言っていただろう。
貴博『把握って、お前…』
ハッタリだろうが無駄に信憑性があるのはなぜだろう?
多少無駄もあったが実に分かりやすい説明だった。
博一『それで、お前は何があったんだ?』
そういや説明してなかったな。
貴博『それが…』
俺は博一に今日あったことを全て話した。
望の件は伏せてな。
今は午前二時。
本当は昨日の話になるな。
博一『…マジ?』
貴博『あぁ。ただの変態って訳じゃなかったぞ』
刀の扱いも随分と手慣れてやがったし。
貴博『正直…これは警察に相談したほうが…』
博一『それは無理だな』
さも当然のように博一が俺の言葉を遮った。
博一『石倉さんが両親と離れて暮らしてるのは知ってるか?』
知る訳がない。
貴博『いや、当然知らない』
博一『母親は三年前に他界、父親は世界的に活躍するバイオリン奏者。ツアーを行うほどの人気があって、現在は海外で生活してるらしい』
それで親には相談できないと…。
貴博『だったら警察に行けって――』
博一『親がそんな忙しい生活送っているから心配させたくないらしい。俺も結構言ってみたんだがね』
貴博『………』
年頃の少女だから、親の重荷にはなりたくない。
我が儘かと問われればそうだと断言できる。
しかしまぁ…理解出来ない話でもない。
貴博『警察に相談しない理由はだいたい分かった』
だが一つ疑問がある。
貴博『叶呼がそこまで話したのか?』
博一『いや、石倉さんは親の重荷にはなりたくないってくらいしか』
貴博『じゃあなんでお前がんなこと知ってんだよ』
さすがに今のは把握しすぎの説明だったぞ。
博一『ぐふふふふ…』
博一は得意げに顎に手を添え『ぐ』が無ければ不敵な笑いとも言えたであろう…とりあえず不気味に笑っている。
博一『俺は、学校の女子の個人情報を全て把握している!』
なんだコイツ、キモイぞ!
俺じゃなければ言っていただろう。
貴博『把握って、お前…』
ハッタリだろうが無駄に信憑性があるのはなぜだろう?
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