【ナイト・オン・ドラグーン】第1章〜始まり時の時〜続。5説
アイン:「任せてくれ、エリス」
心配気なエリスに微笑み、その場を立ち去った。
ジークは不気味に笑う。
ジーク:「ククク…アインよ、【竜の子】と呼ばれるそなたの力、見せてもらおう」
マントをバサァ、と翻し、立ち去った。
ジーク:「エリス!お前は全軍の指揮を取れ!世は、鷹見の見物とする。」
エリス:「ハッ!!」
(アイン…。)
アンクレット城の主の護衛を任された、ジャックは暇そうな顔をしていた。
そんなジャックに同じ部屋にいた高貴な女性が声をかけた。
セエレ:「すみません、ジャック。わたくしなんかの為に…」
びくっと、ジャックは震え、だらけた顔をキリッと直した。
ジャック:「そ、そんなことないッス!神官長セエレ殿!」
外の風景を見ていたセエレはジャックに振り向き、苦笑いしながら”堅苦しい呼び方わやめて、と言った。
神官長セエレはアンクレット城の主であり、女性の身でありながら、連合騎士団の最高責任者という地位にいた。
窓からの風景は怒涛のように、こちらへ向かってくる帝国軍が遥か遠くに見える。
セエレ:「戦いが…始まるのですね。」
セエレの金色の長い髪が風に吹かれ、流れる。
歳はアイン達と変わらないが、誰よりも知的で美しく、上品な感じをさせていた。
ジャックはセエレに見とれていた。
そして、心の中で誓う。
(この人は必ず俺が護る!!)
外を眺めていた、セエレがあっ!と言って指差した。
セエレ:「アインがいます!あんな高い所に」
ジャックもセエレの所まで駆け付け、窓から顔を出した。
かなりの高さがある見張り台の屋根の上にアインが立っていた。
ジャック:「うぉーい!アイン!!」
アインに呼びかけ、振り向かせた。
セエレ:「救世主、いや…アイン!お気を付けて!」
アイン:「ジャック、セエレ神官長!」
ニコッと笑い、手を振った。
アイン:「行ってきます!!」
およそ、百?くらいあるだろう、見張り台からアインが飛び下りた。
下からの猛烈な風を全身で感じる。
そして、叫んだ。
アイン:「【レグナ】ーーーーっっ!!!」
すると、蒼い竜が物凄い速さでアインを空中キャッチし、その背に乗せた。
アインは蒼い飛竜に乗り、空を駆け巡った。
続。
心配気なエリスに微笑み、その場を立ち去った。
ジークは不気味に笑う。
ジーク:「ククク…アインよ、【竜の子】と呼ばれるそなたの力、見せてもらおう」
マントをバサァ、と翻し、立ち去った。
ジーク:「エリス!お前は全軍の指揮を取れ!世は、鷹見の見物とする。」
エリス:「ハッ!!」
(アイン…。)
アンクレット城の主の護衛を任された、ジャックは暇そうな顔をしていた。
そんなジャックに同じ部屋にいた高貴な女性が声をかけた。
セエレ:「すみません、ジャック。わたくしなんかの為に…」
びくっと、ジャックは震え、だらけた顔をキリッと直した。
ジャック:「そ、そんなことないッス!神官長セエレ殿!」
外の風景を見ていたセエレはジャックに振り向き、苦笑いしながら”堅苦しい呼び方わやめて、と言った。
神官長セエレはアンクレット城の主であり、女性の身でありながら、連合騎士団の最高責任者という地位にいた。
窓からの風景は怒涛のように、こちらへ向かってくる帝国軍が遥か遠くに見える。
セエレ:「戦いが…始まるのですね。」
セエレの金色の長い髪が風に吹かれ、流れる。
歳はアイン達と変わらないが、誰よりも知的で美しく、上品な感じをさせていた。
ジャックはセエレに見とれていた。
そして、心の中で誓う。
(この人は必ず俺が護る!!)
外を眺めていた、セエレがあっ!と言って指差した。
セエレ:「アインがいます!あんな高い所に」
ジャックもセエレの所まで駆け付け、窓から顔を出した。
かなりの高さがある見張り台の屋根の上にアインが立っていた。
ジャック:「うぉーい!アイン!!」
アインに呼びかけ、振り向かせた。
セエレ:「救世主、いや…アイン!お気を付けて!」
アイン:「ジャック、セエレ神官長!」
ニコッと笑い、手を振った。
アイン:「行ってきます!!」
およそ、百?くらいあるだろう、見張り台からアインが飛び下りた。
下からの猛烈な風を全身で感じる。
そして、叫んだ。
アイン:「【レグナ】ーーーーっっ!!!」
すると、蒼い竜が物凄い速さでアインを空中キャッチし、その背に乗せた。
アインは蒼い飛竜に乗り、空を駆け巡った。
続。
感想
感想はありません。
「 ミルクボーイ 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。