─Final Story─ 第4話
─1週間後─
デスシティ東部・Border Wall(ボーダー ウォール)。その名の通り「境界の壁」。しかし国と国を分けているわけでは無い。「光」と「闇」の境界。
このボーダーウォールは帝国の許可無しには通る事は出来ない。
「・・たくっ!!レオンの奴まだ来てねぇ!!」
ボーダーウォールの前にはデスシティの殆んどの者達が集まっていた。シンは拳を握りしめた。
「静かにしろっ!!」
皆のざわめきが一緒にしておさまり、シンは声のする方を見た。
「入団希望者はここにいる者だけか??」
「待ってくれ!!」
皆が振り向くとレオンが走って来た。
「お前も入団希望者か??」
「ああ、そうだ」
「ならばさっさと並べ」
皆は一列に並び指示を待っていた。レオンはシンの後ろに並び、頭をかきながら笑った。
「来ねえのかと思った」
「お前1人じゃ危なっかしいからよ」
「お前に言われたくねぇよ」
それから皆はボーダーウォールを抜け、正派の船に乗り首都「ナイガラ」へと到着した。ナイガラには正派の帝国軍、科学者、そして最高権力者のプッシュ・モーガスなどが集まっている。
「やっぱ何回見てもナイガラはでけぇな!!」
「えっ!?ナイガラ来たことあんのか??」
「ああ、まだ頭に育てられてた頃にな」
「俺は初めてだ!!やっぱ首都はでけぇな」
「ああ」
レオン達は上官に連れられ帝国軍基地へと向かった。帝国軍基地の中は広々としていてしばなくの間歩き続けた。老化を抜けた所にある大きなホールにつき、皆は順番に並ばされた。帝国軍達が壇上の上を見ると帝国軍の服を着た1人の男が話だした。
「私はプッシュ・モーガス帝国直属の護衛の1人ジーク・シーアル大佐だ。この度、突撃隊訓練長に任命された。皆の者には明日から訓練を受けてもらう。訓練は辛く過酷な物だが、この国の未来の為皆の者には頑張って貰いたい。訓練についての詳しい話は明日にする。今日の所は皆、用意された各々の部屋でゆっくりと体と心を休めておくように」
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