乙女は実に気まぐれなり!
あの時を境に由愛(ゆめ)と未来(みらい)の間には高くて厚い見えない壁が出来た。
あの時まで由愛は毎日が楽しくて未来が大好きだった。でも、全てをブチ壊してくれた出来事が起こった。夏休み明け初日のこと。
自分で言うのも何だけど、由愛は未来の一番の女友達だったと思う。でも由愛にとって未来は男の子だった。だけど未来は恋愛とかそういうのに余り興味がなかった。だから由愛は友達として未来と楽しくすごせたらいいなぁと思っていた。本当に本当にそう思っていた。告白すればこの関係が崩れると思ったから。だから告白はしたくなかった。したく…なかったのに。
その日の帰りのこと。いつものように由愛は未来に声をかけた。いつもは笑顔で返してくれる未来だけど、何故か聞こえないフリをしていた。つまり…無視。どうしたんだろう?由愛は疑問に思った。結局その後由愛は未来と一言もはなさなかった。とりあえず未来の友達である輝樹(てるき)に聞いてみた。
「輝樹君!何か未来いつもと違ったんだけど…。」
まさかとは思ったが、そうとしか考えられない。由愛は重い口を開いた。
「もしかして、誰かあたしが未来のこと好きなん言った?」
言った途端、輝樹の表情に笑みが無くなった。
「…うん。」
予感的中。由愛はしばらく何も考えられずにいた。
次の日、未来のことだから昨日の話なんてもう忘れてるよね!と、自分に言い聞かせ重い足取りで学校に向かった。
あの時まで由愛は毎日が楽しくて未来が大好きだった。でも、全てをブチ壊してくれた出来事が起こった。夏休み明け初日のこと。
自分で言うのも何だけど、由愛は未来の一番の女友達だったと思う。でも由愛にとって未来は男の子だった。だけど未来は恋愛とかそういうのに余り興味がなかった。だから由愛は友達として未来と楽しくすごせたらいいなぁと思っていた。本当に本当にそう思っていた。告白すればこの関係が崩れると思ったから。だから告白はしたくなかった。したく…なかったのに。
その日の帰りのこと。いつものように由愛は未来に声をかけた。いつもは笑顔で返してくれる未来だけど、何故か聞こえないフリをしていた。つまり…無視。どうしたんだろう?由愛は疑問に思った。結局その後由愛は未来と一言もはなさなかった。とりあえず未来の友達である輝樹(てるき)に聞いてみた。
「輝樹君!何か未来いつもと違ったんだけど…。」
まさかとは思ったが、そうとしか考えられない。由愛は重い口を開いた。
「もしかして、誰かあたしが未来のこと好きなん言った?」
言った途端、輝樹の表情に笑みが無くなった。
「…うん。」
予感的中。由愛はしばらく何も考えられずにいた。
次の日、未来のことだから昨日の話なんてもう忘れてるよね!と、自分に言い聞かせ重い足取りで学校に向かった。
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