日本終焉 ?
全ての実戦訓練が終了するとスピーカーから教官の声が聞こえてきた。 「実戦訓練は終了です。今回の訓練のデータを参考に3つのチームを選抜します。」 それだけ言うとスピーカーからは何も聞こえなくなった。 「これって決勝戦まであるんじゃなかったのか?」 「学校対抗の実戦訓練に出れるか出れないかを決めるだけだから決勝戦までする必要ないだろ。」 空は残念そうに戦闘服から制服に着替え始めた。 「はぁ…黒波ってやつと一度戦ってみたかったなぁ…」 空はため息をついた。 「モニター見ただろ?いくらお前でも殺されるぞ。今回は当たらなかったから運が良かった」 恭平はすでに着替え終えてロッカールームの椅子に座り込んでいる。 空と恭平がロッカールームを出ると澪と春奈が待っていた。 「遅い!何やってたの?」 「ちょっとしゃべってただけだよ、それより…何で2人がここにいんの?」 「何でって…私たち選抜されたでしょ?特別に話しがあるから集まれって言われたから呼びにきたの!」 春奈はポカンとしている空を見て少しムキになりながら言った。 「選抜された!?俺達が!?本当に!?」 「本当だよ!知らなかったの?」 春奈はあきれている。 「じゃあ早く行こ!」 空はそう言うと嬉しそうに走り出した。 「空!そっちじゃないよ!こっち!」 春奈が逆の方向を指差すと空は逆方向に走り出した。 4人が教室に入るとすでに他の2チームは席についていた。 教室の一番後ろの席にはあの黒波が座っていた。
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