→の行方 1
あたしは美紅。身長150cmでパット見は中の上くらい、今までにそれなりの恋愛もして来たはず…なぜ『はず』かって言うと、あたしの恋愛ってまともだったのは最初だけだから。そう、特に19歳の春に付き合い始めた彼氏からあたしは間違いなく何かがズレていたと思う。
19歳(春)
普通の勉強に自分が向いていないと思ったあたしは理科系の専門に進学してた。まぁ、周りまでこんなに変わってるなんて思わなかったけどね。とにかく楽しい仲間に囲まれて、あたしは長野の強制学習に参加してた。
「山登りって何の勉強だよ。」
「草とか花とか観察するらしいよ。」
春とは言っても場所は長野…寒いの一言に尽きる。そんな中、あたしは同じクラスのある男に付きまとわれてた。
「美紅ちゃん、一緒に回ろうよ。」
「だから、ちゃんずけするなっての。」
こんな調子で逃げ回ってたあたしを救ってくれたのが当時の彼氏『俊弘』だった。
「あいつ来たら、俺が無理やり会話入るから気にするなよ。」
「ありがとう。」
それからは付きまとわれる事もなくなり、俊弘とあたしが惹かれ遭うのに時間はかからなかった。お互い似ている部分がたくさんあったし、俊弘は同級生だけど2歳上だったのもあって頼りになった。あたしの初体験の相手もこの俊弘だったしね。学校に戻って来てからのあたしたちは片時も離れる事はなかった。世に言うバカップルってやつだったと思う。でも、当時のあたしはそんなん気にもとめてなかったし何より幸せだった。
19歳(春)
普通の勉強に自分が向いていないと思ったあたしは理科系の専門に進学してた。まぁ、周りまでこんなに変わってるなんて思わなかったけどね。とにかく楽しい仲間に囲まれて、あたしは長野の強制学習に参加してた。
「山登りって何の勉強だよ。」
「草とか花とか観察するらしいよ。」
春とは言っても場所は長野…寒いの一言に尽きる。そんな中、あたしは同じクラスのある男に付きまとわれてた。
「美紅ちゃん、一緒に回ろうよ。」
「だから、ちゃんずけするなっての。」
こんな調子で逃げ回ってたあたしを救ってくれたのが当時の彼氏『俊弘』だった。
「あいつ来たら、俺が無理やり会話入るから気にするなよ。」
「ありがとう。」
それからは付きまとわれる事もなくなり、俊弘とあたしが惹かれ遭うのに時間はかからなかった。お互い似ている部分がたくさんあったし、俊弘は同級生だけど2歳上だったのもあって頼りになった。あたしの初体験の相手もこの俊弘だったしね。学校に戻って来てからのあたしたちは片時も離れる事はなかった。世に言うバカップルってやつだったと思う。でも、当時のあたしはそんなん気にもとめてなかったし何より幸せだった。
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