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恋愛専門店?

[264]  つう  2006-10-30投稿
男性は朝美の驚いた表情に気付き話しを止めた。男性は一呼吸置いてから落ち着いた少し低めの声で再び話し出した。「私は伊藤正義と言います。32歳でこの近くの○×株式会社で営業をやってます。突然こんな事をして驚かせてしまい申し訳ありませんでした。あの日私は妻と出会った日の記念日に贈るプレゼントを探していました。今日がその記念日で…」「ちょっと待って!」朝美が正義の話しを遮った。「そんな大切な日に他の女性にプレゼントを贈るなんて!しかも奥さんに渡すつもりで買った物を渡すなんて私にもずいぶん失礼じゃない!もう出ていって下さい!!」朝美は何か侮辱された気持ちになり正義を追い出した。正義は深くお辞儀をし「傷付けてしまったのなら申し訳ありませんでした」そう言い立ち去って行った。朝美はすぐに店を閉め臨時休業の札を下げた。
一週間後、店が終わり朝美は帰宅途中だった。信号待ちで車を停車していると横断歩道の先に花を供えている男性が目に入った。「!伊藤正義!何で花なんて…。」そう思った時信号が青になった。出発する瞬間対向車のライトで正義の顔がはっきり見えた。「…泣いてる…。」
朝美は車を走らせ帰宅した。

それから朝美は正義の行動に疑問を抱きいつも考えていた。≡なぜ私の店でプレゼントを買ったの?なぜ奥さんに渡さなかったの?なぜ私に渡そうとしたの?なぜ追い出された時謝って悲しい顔をしながら帰ったの?…なぜ泣いていたの?≡朝美はモヤモヤしたまま気付くと○×株式会社の前にいた。

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